森の里中学校の心 「学び(まなび)」 「鍛え(きたえ)」 「翔く(はばたく)」

3年生短歌〜3年生、最後に詠む〜

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〈未来を明るく切り拓け〉
これからも勉強うんとがんばってつくっていくぜ日本の未来
将来は人を助ける人になるそうして日本元気になーれ
明日には笑顔でいたいそのために今日一日を大切にして
若い人オリンピックでがんばった日本の未来良いものにする
輝ける未来を信じ今生きる今日より明日はもっと輝く
人々がお互い譲り合えたなら平和な国に日本はなれる
まだ見えぬ光り輝く未来へと希望を持って生きてゆきたい
未来ってきらきらしてて楽しいとドラえもん見て思っていたな
入試終え未来をペンで切り拓くとにかくまずはテストよ終われ
未来とかどうなるかとかわからないわからぬからこそ創ってみたい
六年後オリンピックや就職でキラキラ光る僕らの時代

〈2020東京五輪へ〉
選手達全力勝負戦った オリンピックが東京に来る
東京のオリンピックの頃までに僕も政治も立派になれよ
東京のオリンピックをつくるのは今から育つ僕らの世代

〈社会派三年生〉
日本人もっと世界を見なければ平和はもろく壊れやすいぞ
隣国におびやかされる我が国はこの先何をどうするべきか
消費税8%これでよし日本の未来末広がりだ
お願いだ憲法九条変えないで未来の子ども守ってあげて
東電は大丈夫なの本当に水漏れ事故が頻繁に起き
工業化都市の発展五輪までどれだけ変わる日本の未来
東京のオリンピックを見る頃は隣の国と仲良く見たい
温暖化進む地球を救うため我が家はしてるゴミの分別
高齢化みんなの負担増えたって一人ひとりががんばればいい

〈使命〜強さの源〉
私にはやるべきことがあるんだと面接通し強く思った
災害が増えてきているこの国をみんなの力で明るくしたい

〈自分次第〉
この先はどうなるのかはわからないでもとりあえず進んでみよう
これからの未来を背負う私たち何をするかは自分で決める
今からもどんな未来も変えられるそれを選ぶの自分次第だ

〈13日卒業す〉
これからの未来に期待しっかりと持って私は一歩踏み出す
卒業は別れるだけのものじゃないみなの思い出かみしめるもの
先輩を送ったときはまだまだと思ってたけどあと二週間
式を終えあの校門を出たときに僕はいったい何を思うか
もう二度と会えない人もいるかもなそれを思うと卒業嫌だ
一・二年目の前にして段に立ち三年生は涙で詠う
いやだった胸元リボンはにわ色今では少し誇らしいかな
登校日減るたび気づく寂しさに素直になれず一日過ぎる
三年間お世話になった先生にお礼を言って飛び立ちたいです

1年生短歌

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朝が来て起き上がれない寒すぎてベッドの中がとても幸せ
寒い朝ベッドの中で考える人間だって冬眠したい
朝寒くアラームの音鳴ってるが音消しすぐに布団へ戻る
朝寒くこたつに入り寝転んで気づけば十分寝ていた自分
冬の今寒くてやだよ布団から出たくない朝頑張って出る
目覚ましの音に目覚めた朝六時時よ戻って昨日の夜に
太陽が顔隠してる冬の朝ジャンパーを着て今走り出す
暖かい季節がすごく恋しくて吐く白い息じっと見つめる
冬が来てこたつでゴロリあたたまる知らないうちに夢の世界に
この季節とっても寒い冬本番けれど今年も課題に挑む
寒い冬いっそなりたいコタツムリ祖父母の家は温暖化現象
部活中足腰痛い肩痛いでもこの冬は自分鍛える
冬の空こぼれるほどの星たちが瞬き光り私を照らす
勉強中窓の外には寒空が雪が降りそうつぶやく夜に
こんな日はこたつにお鍋乗せまして家族とつつくおでんはうまい
冬の道土の上には霜下りてザクザク踏んで楽しむ私
冬の空星がきれいに光ってる俺もあんなに輝いてみたい
さむいさむい冬はやっぱりこたつだね首まで入ってあったかぽかぽか
中学に入って日に日に増えていく宿題・疲れ・ペンの本数
憧れる僕が二年になった時夢の舞台に足を踏み込む
部活動先輩を追う今の俺後々俺も追われる立場
来年は自分に負けず努力する心に決めたもう迷わない
練習は弱音吐いたら一からだこの冬きっと乗り越えてやる
スパイクが決まったときのうれしさと楽しさそれが一番好きだ
期末過ぎ結果を知って悔しがり次こそもっと勉強するぞ
部活では冬休み中練習だ走って走り強くなるんだ
勉強はめんどうくさいがやらなきゃな自分のために未来のために
厳しくも前に進めば大丈夫どんな壁でも越えていけるよ
四月からずっと競って走ってた仲間に感謝ありがとう言う
学期末提出物が多すぎてやる気が出ない困っています
ホッとする期末テストが終わったら少し休憩してもいいかな
友達と下校の途中見上げれば雲にかかった夕焼けの色
我に問うなぜこの俺は生まれたか我は答える「幸せになるため」
PC部今つくってるこのゲーム来年出そう展示見学
大切なもの中学で見つけたよ友情という宝物をね
今日もまた自分のノート開けてみて思いをつづる詩って最高
買えないよPSVITA高すぎる二万九千八百円は
授業中十二時の鐘なったなら給食まではあと少しだぞ
この年は卒業入学たくさんの出会いと別れ経験したな
中学に入って半年以上経つ大変だけどやっぱり楽しい


3年生短歌〜がんばれ受験生

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だんだんと入試本番近づいてどうしようもなく不安になって
希望持ち勇気も持って不安持つ期待も背負った あと何が要る?
勉強だ勉強勉強みんなして言葉にしないオーラでわかる
ですでした貴校わたくしもう嫌だ仮面をつけた自分の言葉
たまってる塾の宿題「落ちるぞ」とその存在で語りかけてる
弱音とかため息以上に出て欲しい答えなかなか出てきてくれない
もう嫌と避けてた崖にぶつかって背水の陣もう逃げないよ
あれしたいこれもしたいの誘惑が自分にとって最大の敵
時経つの肌で感じたこれからはテレビの時間減らしていくぜ
模試順位順風満帆上昇中油断大敵集中継続
頭痛いでも今寝たら負けるかもそう思うから怖くて寝れぬ
迷ったり不安になる日もあるけれど今は前向き全力疾走
寒いなと重ね着をする受験生まるで不安が重なるように
合格のただその二文字ほしくって問題あさる夜夢の中
願書書き証明写真も撮ってきたあとは自分の気持ちの整理
震えたら頭の中に入れたこと落ちてきそうでさらに震える
模擬結果点数見るなりすぐ伏せた史上最悪努力圏也
すべらない!落ちない!受かる!合格だ!受験生の必勝文句
入試やだ勉強もやだなにもかもドラえもん来い俺のところに
志望校戦わずして諦めた三年後には繰り返さない
友人と不安分け合う帰り道みんな同じでちょっと安心
受験後に後悔だけはしたくないだから勉強ひたすら勉強
教室の受験ムードの緊張感冬の寒さとどこか似ている
四月には私はここにいれるかな説明会で変な緊張
受験への不安の気持ちと反対に冬の青空とても澄んでる
あそこの娘そこに立ってる男の子みんなはどんな気持ちなのかな
塾帰り不安が積もり心冷え空を見上げて勇気をもらう
刻々と深まる冬は震えてる無知な私を不安にさせる
学校で進路の授業あるたびに不安つのって泣きそうになる
今すぐにタイムマシンで行きたいな合否がわかるその当日に
受かりたいそんな気持ちがリモコンに伸びる手とめてシャーペン握る
問題を解けない自分腹が立つ解けるアイツとまた差ができる
いつもならふざける人も真剣で受験の力ってすごいんだ
学校で面接練習するたびに勇気と自信積み上がってく
面接で大きな声で返事する自信がついて次につながる
面接の内容練りつつ気づいてく自分という名の人間像に
面接を重ねる度に意外にも知らない自分発見できた
面接は声を大きくはっきりと自信を持って練習しよう
面接は自分の夢を語るんだ未来へ向けてまっすぐ進め
面接で先生からのアドバイス次に生かして受験に挑む
不甲斐なくやる気の抜けた体でも何とか起きてさあまだやるぞ
受験日が近くなるほど増えていく自信と希望不安と力
友達がだんだん意識しはじめてる追いつきたいのにやる気が出ない
わからない問題があり慌てても教えてくれる友がいるんだ
不安よりストレス怒りたまってる少しは外野黙っていろよ
もう無理とわたしの心がつぶやくが諦めるなよ頑張れ自分
満月は欠け落ちていく俺はまだ欠けるものかと歯をくいしばる

1年生短歌〜花のように強い決意を〜

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知っている誰も知らないがんばりを君の努力を応援してる
家の中寒いと思い帰宅する全ての部屋が暖かかった
下校中お空を見上げこんばんは僕の帰りを月が迎える
深夜二時窓を開けると風が吹き雲がかかると星も眠るよ
冬の空黒い空に照り光る瞬くような青白い星
歩く道朝の木々には鳥の声寒さに負けぬ強さもらった
教室にずらりと並ぶ四字熟語皆の意気込み部屋に漂う
先輩の短歌はいつもかっこよくいつか自分も作ってみたい
教室にたくさん貼った書き初めはどれも上手くて尊敬するな
休み明けみんなの習字飾られた一人ひとりの良さが出ている
先輩はとても優しくあたたかい時々怒るそれも愛かな
ふと見れば道路の脇に花一つ寒さに負けず生きているのだ
大空に翼広げて飛んでいる小鳥は高く舞い上がってく
登校中いつもの道を通るとき聞こえるものは朝練の声
いいですねこたつに入り和むとき今年も冬が厳しくなった
まるで根を冷たい土に伸ばしてる花のように強い決意を

3年生短歌〜受験生の心を詠む〜

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わけもなくガラスとなった不安とか心に刺さる吐息の中で
夢にまで出てくるほどの不安感落ちたの夢でほんとよかった
テスト前教室内で勉強すクラスメートに焦り覚える
どうしよう高校迷い雲見つめ自分の心重ね合わせる
夢だけが膨らむばかり進歩なしそんな自分が一番嫌い
「切りかえる」心ではそう思いつつなかなかそれが実践できぬ
自分だけ取り残されたと錯覚し説明会で慌てふためく
数式が夢に出てきて焦り起き教科書開き うたた寝してた
世の中にタイムマシンがあるのなら今の自分を変えに行きたい
いつまでも終わりが見えず怖くなる一体どれだけやればいいのか
歯車が上手く言うこと聞かなくて自分の心またバラバラだ
三年の今ごろになり多々思うあのときもっとがんばれてたら
疲れたな少し休んでテレビ見よう弱い心に勝てない自分
もう嫌だそう呟いてペン投げたあきらめないと思いながらも
「今日くらい」こたつに入り昼寝する私の「今日」は一日じゃない
私はさどこの高校行きたいの自分の色を見失ってる
勉強やあぁ勉強や勉強や旅にでも出て逃げ出したいな
寒くって布団の中に入っちゃう寝てしまうってわかっているのに
何もせず後悔するな何かしろだめな自分に言い聞かせよう
将来は桜の下で笑いたいけどもう少し布団の中に
北風に弄(もてあそ)ばれる受験生揺れる心に不安と希望
友達が私を置いて走ってく私は一人うまく走れず

そんな不安見せずに廊下でじゃれててもだれもが何か抱え生きてる
人はいさ心も知らず自分には弱さがあるのよくわかってる(2首 国語科教諭)

3年生短歌 〜母が入れたコーヒーに〜

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字を一つ書けば高校近づくも友との別れも早まる気がする 
高校に行きたいという気持ちあるだけどみんなと別れたくない
ペン飽きた消しゴム飽きた筆箱も定規も飽きた今日はもう寝る
「疲れた」と言ってる余裕ありません時間を止める魔法が欲しい
パンパンに空気入った風船のような頭が破裂しそうだ
百日とカウントダウンする友のやる気半分分けて欲しいよ
失敗は今だけしよう受験生受験当日失敗ゼロだ
テスト後の解放感と恐怖感決まっちまった併願コース
教科書の散らかる部屋はテスト後も油断するなと言ってるようだ
今までで一番したよお勉強お願いします成果出てくれ
勉強は別に嫌いじゃないんですただ成果がでないというだけ
精神を奮い立たすも「努力圏」見飽きましたと何回嘆く
森陵館勉強している人見つけ驚き半分焦り半分
掛詞使った短歌創りたい上手くつなげずなかなかできぬ       
食進むペンは進まぬ時間(とき)進むペンの進みは自分しだいだ      
言葉とは人や時代をつなぐもの昔の人と会話するよう   
トマトの葉元気になったりしぼんだりまるで私のテストの結果
今はまだ本気を出していないだけそんな言い訳もう言い飽きた
旅のよう今日も明日もこれからもああ勉強は終わることない
過去問をやってみた時感じたよ基礎をしっかりやらなきゃだめだ
華やかな行事や設備を見聞きして気持ち固まる高校見学
勉強をしたいと思う気持ちあり体動かぬ三年の冬
勉強後ベッドでぐっすり眠ったらスラスラ解ける夢を見たんだ
お隣の芝生は青いと言い訳をしている僕こそまだまだ青い
いつの間にできたペンだこ勉強をしてきた証誇らしげだよ
なんでだろテストは嫌いなんだけどテス勉だけは手が手が動く
塾帰り友達の部屋明かり見て触発されたその頑張りに
当日に倒れることのないように少しはやろう体調管理
テストの日家出る前に親からの「がんばれ」言われやる気百倍
夜遅く勉強している隣には母が作ったコーンスープが
夜母がコーヒー入れて持ってくるもう少しだけがんばろうかな

〈本歌取り〉
冬来ぬと目にはさやかに見えねどもテスト用紙におどろかれぬる
秋過ぎて冬来たるらしテスト後の三者面談母の叱責 
道の辺に誘惑流るる小春日和しばしとてこそたちどまりつれ   
春過ぎて夏過ぎていき秋も過ぎあっという間に入試の季節     
  

3年生短歌〜夢見る受験生、温められて冬を越す

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温められて冬を越す

晩秋の憂いを帯びた月もまた名月かなとゆったり縁側
快感だ期末が終わるその時に大声あげて両手も挙げる
登下校ゆっくり歩く傍らで冬の空気が「急げ」とせかす
森中のキャップ回収それだけでどれだけ人を助けられるか
あいさつをするかしないか自由だが一期一会も必要だよね
本当に楽しいときはいつもより素直な自分感じてるとき
朝早く虚ろ目のまま毛布から出ないでずっと温められたい
何気ないみんなの一言一言があったかくって冬が越せそう
叱られる回数減ってふと気づく叱ってくれる人の愛情

夢持ち進む受験ロード

「こつこつ」が頭に入る勉強法これこそ受かる方程式だ
二十分漢字書くだけそれだけで少しだけれど確かな時間
自習帳びっしり埋まった全ページ人事を尽くして天命を待つ
三ヶ月毎日勉強していたらしていた分だけ実力となる
中学校三年間の集大成見せてあげるよ私の意地を
ペンを持ち先端見てね思ったよ「軸を保つと立っていられる」
三年のテストが終わり次受験とうとうきたな俺本気(まじ)モード
散らかった机の上を片付けて課題の山をまた片付ける
曲がらないこの一本のペンのよう誠の心で勝負に挑む
いつの日かあの制服に憧れて百日後にはあれを着たいな
夢を見た俺が合格してる瞬間(とき)夢ではなくて現実にする
目指したい夢を見つけただからこそ受験ロードをダッシュで進む

2年生短歌〜合唱コンクールを詠む その3

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前日の帰りの会で気合い入れ心一つにがんばりましょい          
結果聞きステージ裏でホッとした初めての勝利すごくうれしい
肩組んでみんなと一緒に「ショイ」というクラスが笑う絆の言葉      
三十五声を合わせて鐘鳴らすHEIWAの願い世界へ響け
全校の奏でる音色響いてる七つの絆一つになった             
長い道試行錯誤を繰り返し完成させた二の一の曲
先輩と最後の演奏やり終えて先輩たちの重み感じる            
合唱の歌決め悩み考えた皆で歌う心をこめて
一組と呼ばれた瞬間立ち上がり諸手を挙げて歓声に沸いた         
持ち物はしおり弁当水筒とクラス皆の勝利の思い
昼休みみんな集まる3スタC今日も元気にさあ練習だ           
一組のみんなで創った絆の輪心一つに一組最高
文化祭クラスの絆深まった笑顔にあふれ最高のクラス          
初勝利こんなのまるで夢みたい周りをみたら涙がぽろり         
文化祭想いをこめて歌い合う仲間と築く熱い絆よ
あの言葉耳に届いたあの瞬間声がはじけた笑顔はじけた         
全力でクラス盛り上げさあ来るぞ無音の瞬間息ぴったり
先生の言葉のあとに「しょい」と言うテンション一〇〇倍元気一〇〇倍  
一組と言われたときは実感なし一日たってやっと気付いた        
下校中ちょっとつぶやく合唱曲嬉しくなって笑顔こぼれる        
文化祭勝てた理由はただ一つ一人一人が団結したから          
俺たちの心のこもった合唱でHEIWAの鐘を奏でましょうぞ       
一組の「しょい」の言葉は世界一「じぇじぇじぇ」に勝る流行語大賞

三年の合唱きいた変わってたクラスのために歌うと決めた       
「愛」という大切なもの手に入れた二年二組の努力の証        
文化祭36の歌声が一つになるとき愛が生まれる
笑ったり泣いたりしたけど当日はみんな笑顔で超最高賞        
本番前両手を見つめふと思うクラスで歌える最高の歌         
涙の声教室中に響くけど聞こえてこない後悔の声 
文化祭勝つつもりで頑張ってきた想いをこめて心を一つに       
合唱コンみんなでつくった思い出は忘れることないゆるぎなきもの   
文化祭終えて得たものしみじみと心に響き思わず涙          
お互いに仲間を信じ助け合い36の絆生まれる            
敗北し残った悔いは来年の合唱コンで倍返しだ           
泣いてても笑っていてもこの歌を創り出せるのは私たちだけ      
文化祭教室戻って涙してもっとみんなと一つになれた         
最後まで信じた仲間その結果見つけた賞より大切なもの        
泣きながら歌った青葉に全員の想いのしずくこぼれきらめく
前日に涙流した先生に思いをこめて恩返しする            
合唱を今までみんなで頑張ったそう考えて自然と涙
先生に渡せなかったトロフィーの代わりにかいた黒板の文字      
勝ってたらもらえなかった先生の想いつまった超最高賞
練習で固い絆を手に入れた「青葉の歌」は最高だった

2年生短歌〜合唱コンクールを詠む その2

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悔しいと握った手のひら爪の跡私はうまく歌えたのかな 
声合わせみんなで歌った合唱は涙あふれた時間となった        
消えていた「愛」と書いたその文字はしかし絆は絶対消えない     
三年生他とは違う歌声にいったい何が詰まっているのか        
負けたけど泣いて笑って強くなるクラスの「愛」は世界一だよ     
負けたけど心の中には勝利あり最高の歌心に響いた          
教室で最後に歌った「青葉の歌」負けた悔しさあふれでてくる     
教室で心をこめたあの歌はふるえていたが美しかった         
文化祭三十五人声合わせ悔いが残らず最高だった           
合唱と向かい合う日々大切にしてきたからこそこぼれる涙       
全員の想いと心集まれば最高超えるクラスになれる    
心こめ皆で歌った文化祭二の二の絆消えない宝            
みんなとのクラス合唱思い出すきつかったけど楽しかったな
「おめでとう」良きライバルに伝えたよともにお互い高めてこれた   
あすという日がみんなの歌を乗せながら世界に届け平和の歌よ     
合唱とみんなの笑顔つくれたよ平和という名のこの文化祭       
「ありがとう」人の心を幸せにいつでも言える自分でありたい
教室に戻ってきたらみな涙最後の「青葉」心をこめて         
先生の涙見てたらもらい泣き悔いは残らず最高の涙          
当日の朝思い出す今までの練習の時みんなの笑顔           
今回の三年生の姿見て来年これを絶対超える
練習で涙流した先生の想いをこめて心ひとつに            
伴奏の最後の音が鳴り響き努力の証が頬をつたった          
負けたけど仲間と練習頑張ったあの一か月に後悔はない

2年生短歌 〜合唱コンクールを詠む その1

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先輩の後ろ姿が遠すぎる追いかけ続ける我が心かな           
輪になって「がんばりましょい」言ったあとクラスが笑い繋がる心     
去年から負け続けてた行事でねついに勝てたよ二年の秋に  
当日に円陣組んで合い言葉「ショイ!」がつくった少しの自信       
「2の1」と聞いた瞬間忘れない声が重なり歓声響く
本番前円陣組んで先生を中心にして「頑張りましょい」          
合唱を心合わせて歌い終えみんなの絆深まり笑顔             
負けちゃうなと思っていたら1組と聞こえた瞬間涙あふれた        
森陵祭やっと今回賞状をうちのクラスにやっと飾れる           
「ひびくよ」で止まった一瞬泣きそうでつられて私も長い一瞬       
「しょい」と聞き気合いが入って大声でせーのみんなで「しょい」と返す
もう少し自信をもって歌いたい学年合唱来年こそは            
みんなで「しょい!」円陣組んだあの瞬間私の中で何かが変わる      
倍返しまではいかなかったけれど勝てて良かった2の1最高!
指揮者としみんなをまとめ頑張ったみんな笑顔で2年最高!!       
「ありがとう」ともに毎日声だした仲間のみんなにそう伝えたい      
今までの努力の日々がこみあげて思わずこぼれた渾身の叫び
三年の合唱が胸に響いてくそれでも三年超えると意気込む
練習の努力が実り優勝だクラスの絆深まった気が             
円陣を組んで先生中心に「しょい」と掛け声心一つに           
練習中案出し合って工夫して創り上げた最高の歌
楽しんで皆で紡いだ合唱の平和の鐘は今も鳴ってる            
三か月そんな前から組み上げた皆の歌よ心に響け             
落ち着いてすべてを忘れて見返せば人のぬくもり感じる喜び        
笑ってるみんな笑顔学校でそれが一番絆の証
頑張って練習をして良かったねうれし泣きが止まらないね         
教室で皆先生待っている泣きながら歌う最後の合唱

3年生短歌 〜行事後、心の切り替え〜

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合唱が終わればそうかスタートか気持ち切り替え机に向かう        
文化祭終わってぽっかり穴があくこれを勉強時間で埋める          
入試って実感ないよでも怖い何でこんなに不安になるの            
嫌だった受験勉強始まったペンを投げ捨て走り出したい           
勉強が嫌だ嫌だと言い続け私はいつまで逃げているのか            
まだOK一時間ある遊んじゃえ自分の中で悪魔がささやく          
勉強に高校見学たいへんで「がんばる」言いつつ寝ながらテレビ      
やられたらやり返すのみ勉強でもう後がない必死に頑張る          
僕の夢大きな夢もあるけれど小さい夢から叶えたいんだ            
今までのだめな自分に倍返し期末テストは百倍返し
ここんとこ家に帰ればミルクティ体の奥から幸せになる         
前よりも少し軽めのカバン持ち校庭でなく昇降口へ            
いらないよ嫌な思い出そんなもの消しゴムでほら消したら良いよ      
悲しみとうれしさ悔しさ押し寄せていろいろあった中三の秋         
よし行くぞ気合いを入れて歩き出す葉末の露がきらめく朝に 

3年生短歌〜文化発表会を詠む

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友達の頬を伝ったその涙流した分は努力の証  
「やりきった」思う反面悔しさと切なさ溢れる合唱の後 
東北にこの歌届け被災地の明日という日がなくならぬように  
展示物二年の書写は私よりうまかったので思わず絶句 
二年前見た文化祭俺たちで追い越せることできただろうか 
止まってよ終わってほしくないんだよみんなで歌うこの瞬間は 
頑張った人に勝ち負け無関係オンリーワンでナンバーワンだ 
人数が少ない分だけ声を出し一・二年生来年がんばれ 
地震から二年がたった被災地に明日という日は届いていますか
サビ部分やはり私もそこが好きだから歌って届けたいんだ 
「川があり」かすかに聞こえたその響き涙に変わり静かに落ちる 
五ヶ月と迫った卒業そのときをどんな思いで迎えるだろう 
ステージに足を立たせて待つ自分家族の目にはどう映るのか 
ステージで歌ってるとき見えたんだごうごうとまわる青い地球が 
ステージに登る瞬間今までの努力困難自信に変わる 
ライバルの歌う「春に」や「信じる」が心にしみて忘れられない 
合唱はすごい力を持っている八十六の「言葉にすれば」
声届け歌うんじゃなく「聴かせる」だ本気で歌い心へ届け 
緊張で指先だけに冬が来て春にを歌って心ポカポカ 
見せようと体揺らして顔上げて日々の努力が積み重なって 
教室に戻って歌った「春に」には悔しい気持ちがあふれ出ていた 
悔しさと達成感が混ざり合う僕はコーヒー牛乳みたい  
僕達の努力の声が会場に響いていると実感できた 
俺的に結構好きだなこの名前響きがいいな「三の二春に」
泣きながら最後の「春に」歌いあげ友と互いに悲しみわける 
文化祭椅子や看板片付けてまつりの余韻も片付いてゆく

3年短歌〜夏を詠む、他5編〜

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〈夏を詠む〉

海へ行き体が黒く染まったな心と頭真っ白にして
空に散る花びら舞って燃え尽きて儚(はかな)いけれど花火は上がる
クーラーをピとつけるたび思い出す「汗を流せ」と担任の声
甲子園見ているだけで熱くなる頑張る人はやはり輝く
香をかげば田んぼの色とおひさまの混ざった香り夕日もさして



〈平和を考える〉

八月の遠いあの地に死んでった多くの命に思いを馳せて
終戦の鐘が響いて七十年変わりましたか今の日本は
同じ歳銃をかついでいるけれど僕は毎日ボール蹴ってる
アフリカで多くの命が失われそれでも何も言わない人たち
たくさんの平和ボケしてる日本人もっと世界の現状を見よ



〈中三夏、自信満つ〉

一日に十時間もの勉強で頭や心自信に満ちる
じっくりと教科書見ると今までが思い出されて集中アップ
未開拓問題集の山脈に絶景見たいと必死で登る
新聞を読んでいるとなんだかな勉強やったと感じさせるな
勉強が苦しくなると思い出すあの時出したあの点数を
長時間机に向かう体力がこの夏休みについた気がする
勉強を毎日コツコツしていけばそれが身につき入試につながる
作文を書く前とても嫌だけど書くと鉛筆止まらなくなる



〈逃避哀歌〉

オンラインゲームはやっぱり止められねぇ「勉強」なんて聞きたくもない
夏の暮れ何が悲しく宿題の山を眺めて涙がにじむ



〈多いならやってやろうぞ宿題の山〉

宿題が多い多いよ多すぎるいつまでたっても全然終わらぬ
ひんやりとのどを通ったかき氷残りの宿題見てまたひやり
本当に時間がなくて宿題をやれることすら喜びになる



〈あまちゃん気分〉

朝起きて心落ち着けまず一句夏休み中の私の習慣
切り替えた部活引退勉強だじゃあいつやるの?もうやってます
元気よくあいさつされる喜びを改めて知る高校見学
うに食べてあまちゃん気分堪能だいつか行きたい北三陸へ
物事を深く考え続ければ時間のどれだけ短きことか
制服が風に吹かれてゆらめいて早く登校したいとせかす
自分では勉強してるつもりでも周りと比べ現状を知る
一面に広がる田んぼその中を自転車で駆ける塾帰りの刻
縁側で全て忘れてお茶を飲む心の解放たまにはいいか
あの花はいつになったら咲くのかな私が笑う二月頃かな
くだらない日常会話するだけでなぜだかもっとやれる気になる
なぜだろう幸せという一時が過ぎたら次に辛くなるのは
アイス食べクーラー効かせ家の中秋まで首を長くして待つ
人は皆優しい心持っているそれを使うか使わないかだ
いつの日も静かに見ている自然たちこんな世界をどう見てるのか
悩むけど難しいけど楽しいなできたらうれしい短歌創作

3年短歌〜1学期に創作した作品より その3

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朝早く起きて働く母親のために何かをする12日
楽しみは家に帰って寝ることだ勉強なんか知るわけないさ
憧れのあの人だって本当は見えないところで努力している           
美しきその顔立ちのできの良さ歩いてるさまルビーのようだ             最高のクラスにしていくならばこそこれから頑張る努力次第だ         
君からの言葉で何度救われた今度は私が応援する番              
流されて間違い犯すその前に早く判断失敗防ぐ               
なくさないなくしたくない守りたい大切な物見つけられたよ        
「ただいま」とドアを開ければ「おかえり」と返す家族が幸せなんだ         
一日が終わり布団に潜り込むおやすみtoday良い過去となれ       
今生きるこの間にも戦争でたくさんの人亡くなっている           
毎日の変わらぬ景色見ていると平和な環境実感できる            

3年短歌〜1学期に創作した作品より その2

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森中という名の大樹に支えられ今年も七つの花が咲いてる         
目の前にある宿題をほっぽって遠くに置いた漫画を読んだ          
希望ってどんな時にもいつだって心の中に残っているもの          
二年間使い続けたファイルさん端っこ切れて怒ってるかな          
一ヶ月もう終了だ早かったこんな早さじゃすぐに受験だ           
未だなお見たことのない百点を今年は目指して毎日学ぶ           
ポジティブになろうと思うだがしかし疲れすぎてもうだめですよ           電話越し頑張ってねと祖母の声久しぶりに聞き元気出た          
グローブを磨いてきれいにしていると取れないボールも取れてしまうよ    
母の日にいつもは言えぬありがとう今回こそは伝えてみよう        
眠い目をこすりながらも部活行くこんな毎日平和感じる            
部活中青い空見て思ってた澄み切った空自由でいいな             
向かい風回り右して追い風に視点を変える大切なこと
君たちの全ての歌は違ってて小さな思いは輝いてます(3年国語科担当教諭)

3年生短歌〜1学期に創作した作品より

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見上げれば雲一つない青空が今日も私を応戦してる             
朝起きてご飯を食べて家を出る真っ青な空迎えてくれる          
春の午後天気がいいとぽっかぽかやっぱり僕は春が好きだな         
海面にぽつんと海月浮かんでる夜空を眺め思うひととき           
風が吹き木の葉をのせて去ってゆく俺の悩みもとばしてくれよ        
蕗の薹(ふきのとう)すっかり葉っぱが広がった今ではかえるの休憩所かな       
湘南の海の向こうの地平線二つの青に混ざらぬ強さ             
ぽつぽつと雨が窓打つ音の間に今夜は冷えると梟(ふくろう)の声           
今宵またその輝きは美しく月清らかな日本の春
               
〜授業参観〜
参観日親を後ろに緊張だ時計の動き遅く感じる               
参観で大筆習字やったから少しは班の絆深まる               
大筆を使い四人で書いたのは「猛進」の文字4人の気持ち          

〜残りわずかな部活動の日〜
大会で気合いを入れて頑張るぞやる気がないとはもう言わせない       
試合中自分の弱さ気がついたもっと頑張り強くならなきゃ          
穴あいた自分のシューズ見ていると大会前に自信が持てる          
新部員きっと緊張してるよね大丈夫だようちらもだから           
新しい後輩達が入部してもう始まった金賞への道              

〜学ぶということ〜
ニュース見て習った漢字出てくると少し嬉しいもっと見たいな        
去年より実技教科が減っている今となってはやけに恋しい         
三年は受験があるから勉強をそれは違うな将来のため            
勉強で苦手な教科あるけれどゆっくり基礎からやっていこうか        

3年短歌 修学旅行を詠む

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一日目 雨の奈良
盆地でね雨が降ること知っていた社会で習う盆地の気候              
鳳凰の力強さを本当は屋根の上から実感したい                 
しとしとと古都を潤す通り雨雑念流し澄んだ心で                
大仏のあの大きさと同じくらい自分も心広くしていく               
法隆寺何十年も壊れずに日本の成長見守ってきた                
法隆寺世界最古の建物に目を奪われる雨を忘れて                 
法隆寺近くで見上げ思い出す地震に強い閂作用                  
一日目大雨降っていやだけど雨のお寺もちょっといいかな            

二日目 班別自主散策
仁和寺で自然の香り楽しんだ心や頭洗ったかんじ                 
行く道の多くの家屋幅狭く古くからなる土地の特長               
和をもって京都の空気味わって初めて昔の歴史を知れる              
壁の中鋭く光る鷹の目は何をにらんでいるのだろうか(二条城)          
外人に撮りましょうかと聞いてみた英語が通じI'm happy       
この場所にかつては足利義満がいたと思うと不思議な気分              
巨大すぎ真っ赤に燃えてる鳥居見て悩みの全て小さく感じた            
京の街歩いていると不思議だなはるか昔を生きてるようだ             
清閑寺皆が知らない寺でさえ昔の人の思いがつまる                
質素なる庭の真ん中金閣寺全ての視線吸い込むごとく                いつもならすごくやる気のない人がなんだか今日は信頼できる           
碁盤の目みたいな形した京都バスのカーブはいつも直角               
教科書の中に入った感じするどの角度でも金閣寺です              
風神と雷神としたにらめっこ大きな瞳ぶれることなく               
清水の舞台の上から景色見る小さいことは全て忘れた              
三間堂自分の顔があったかな昔の人はよく造ったな                
班別で日本の文化触れながら班員たちと友情深まる                
乗車時間バスに揺られて夢の中起きたら金閣まだ夢のよう             
金閣のきれい偉大さ見てみると燃やしてみたくなるかもしれない          
楽しみなすずめの丸焼き売ってない少し残念少し安心              
鴨川の反対側のあの景色壊さぬように守っていこう                

三日目 神戸にて
内陸の京都奈良から港町人と防災未来センター                  「震災が起きたらあなた何できる?」聞かれて答え出てこなかった        
生だこをお口に入れたその瞬間俺と蛸との祭り始まる               
最終日新幹線が行くようにあっという間に過ぎてしまった             

帰ってきて
家帰り家族と話す思い出は限りないほどたくさんでるよ              
帰宅して京都の話母にするいろいろあって話止まらぬ                楽しいことばかりじゃなかっただけれども全部全部が素敵な思い出        
思い出をカメラの中にしまうけどたくさんあってあふれ出てくる          
八つ橋を頬張りながらふふふふふ思い出浮かぶ心が躍る              
たくさんの思い出全て胸につめ学校がまた楽しくなった              
初めての知らない土地もいいけれどやっぱ落ち着く厚木の我が家           
いしちょうのご飯のあとの母の味どちらもとても温かい飯              
最後まで仕事やり遂げほっとする土産見ながら一人回想             
教室の京都の地図がはがされて少しさみしくなった教室              

乗物にて
あぁ眠いそんな思いも吹き飛ばしバス新幹線テンション高く            
三日間クラスであまり集まらないそしたらクラス恋しくなった           
バスの中みんなが寝てるかわいいななんだかずっと見つめていたい        
新幹線いろんな人と会話したこいつ意外に気が合うかもな            
バスの中ザワザワ騒ぐ友達とすやすや眠る友の温度差              

夜は寝る
早く寝た目覚めのよい朝だった約束守って正解でした              
就寝時しゃべっちゃだめだと言われてた破って話す体力がない         
目覚め良しみんな元気だ普段から早寝早起きしようと思う            

二年間試行錯誤し成功だミスしなかった修学旅行                  ずっと前造られたものが現在も残ってるってすごいことだな             パソコンもケータイもない三日間だけどそこには友達がいる             
友達の普段は知れぬ一面も優しい顔も初めて見れた                
寄せ鍋とすき焼き食べて明石ダコ修学旅行おいしかったよ              奈良京都兵庫大阪初めての関西にしちゃ多すぎるって                もう全て捨ててもいいから神様よ願いを一つ叶えて下さい             
友達のためにお守り買っていたあの子にいいことありますように           
「見つけよう一人ひとりのいいところ」京都のバスに貼られた言葉          
人も木もいつもと違う雰囲気が道中ずっと新鮮だった                
朝起きてお昼を食べて夜は寝て隣に友達不思議な気分                
気づいたら時間が早く過ぎている流れる時が早く感じる             
それぞれで感じてること違うものなにやらゆかしみんなの心

3年生短歌〜小さな花たちのつぶやき〜

歯磨きの音がシャコシャコシャシャシャシャシャ口内スッキリ気持ちも晴れる    
あとちょっとこの黒板に向きあうの目をそらさずに授業受けよう          
携帯の電源切って机着く未来のために集中するぞ                 
勉強をさぼらずやると一年後笑って春を迎えられるぞ               
将来の輝く自分想像しぐっとこらえてシャーペン握る               
辛いこと乗り越えてこそ強くなるその乗り越え方考えてみよう           
晴れた日の道にポツリと水たまり去った雨雲追いかけてゆく            
風そよぎ夏の香りが漂って森の青葉がざわざわさわぐ               
たまに吹く涼しい風が恋しくて窓を開けるも外は真夏日              
さあやるぞ私にできるところから地道着実努力成功                「受験生」よく聞く言葉だけれども自覚できずに五月が終わる           
数学で頭の中がいっぱいだ( )√よりハメ外したい               
八年前ふざけて植えたどんぐりに背丈を抜かれ少々ショック            
チョココロネくるくるまわる渦巻きは深夜の心癒してくれる            
夕ごはん母といろんなことしゃべるそんな時間がとても楽しい           
歯車が微妙にからむ十五歳いつまで子供いつから大人              
まだ五月そういうことを言ってると気づけば二月そうなっちゃうよ         
一つでは弱く小さな花たちが集い奇跡の大輪咲かす                「あの時は」そう言ってまた後ろ向くこれじゃダメだな前へ進もう         
あのときは長く感じた一年が今になっては短く感じる               
テニスして汗を流して帰宅するそんな日常もう終わっちゃう            
部活ではもう引退かまだしたい月日がとても早く感じる              

3年短歌〜初夏、自分を見つめて〜

身長と学力画力精神力この一年でぐーんと伸びろ             
やめたいと心の中で思うけどそんな時こそ粘ってやるぞ          
漫画読みゲームをしたり遊ぶから結局それが頭脳の低下           
部活から逃げたい時もあったけど逃げずがんばりここまでこれた       
今までの全てのことを思い出すうれし涙も悲し涙も               
人ばかり気にするよりも今をただせいいっぱいに努力するだけ         
今までの思い出全て抱きしめて最終的に全力注ぐ              
だらだらと過ごした日々がのしかかる今までの分取り戻せるかな       
三年になってもまだまだちっぽけな「自覚」という芽大きくしていく     
あの日見た先輩達のように今僕も大きくなれているかな          
宿題の期限やテスト勉強に追い回されてパンク寸前             
絶対に負けたくないと思うのにいつも負けてるなぜ負けるのだ        
コツコツと積み重ねてく努力こそ九ヶ月後の自分につながる         
受験生なりたくないけどなっちゃった人生決まる実感ないのに        
「ゲームだめ」言い聞かせても全部無駄治せないかな習慣病を        
目の前が深い霧で覆われて頭の中はわたあめのよう             
五分間机に向かって単語書く小さくたって一歩ずつから           
後輩にいいとこ見せる一心でいつも無理して空回りする           
いつやるの今でしょそんなのわかってるだけど体が全然動かん        
いつやるの今でしょみんな言うけれど俺は後々やろうと思う        
森陵祭修学旅行総体と忙しすぎて受験忘れる                
集中が出来ない自分恥ずかしいそんなときこそ短歌を書こう         
一年を見てて思った幼いと自分もあの時そうだったのに           
自己暗示まだ走れると言い聞かせ少し遠めのゴールを目指す         
純粋な幼児の頃の俺を知るタイムマシンで過去にいきたい           
周り見てふと思うことただ一つ俺は一人ではないんだな

3年生短歌〜春風に乗って変わる・変わりたい十四の心〜

新しい森中仲間加わって集いし我ら二百三十三人              
戒めも意味をなさない怠惰には出来ることから地道に努力          
春風が一年連れてやってきた僕らも風に乗っていくのか           
桜散り緑に染まる通学路四季折々の日本は素敵               
桜の木緑の服を身にまとい今日もゆっくり夏に近づく            
ひどいこと言ったけれども謝れないそんな自分はホントに嫌い        
誰だって人の心はわからない生きることって時に苦しい           
素敵だな困っている子助けてるそんな人ってホントに正義         
ありがとうその一言が嬉しくて人の優しさ身にしみてくる          
離任式先生達の話聞き心が動く勇気もらった                
一瞬の時さえ大事にできる人俺らみんなが求めてること           
この一瞬一秒たりとも戻らない「まだ間に合う」も通用しない        
明日やるそんな言い訳もうしない戻ってこない貴重な時間            
俺のせいこんな形になったのはタワーのような宿題の山            
宿題にスリッパ投げたい衝動に駆られる午前一時半頃            
今現在素直な気持ち伝えれぬそんな自分を自分が嫌う           
仮入部一年いない心配だ先輩達に顔向けできぬ               
盗塁をアウトにできたうれしさでケガの痛みがやわらいでいた        
昔良く作り笑いをしていたが今はいらないみんながいるから         
イライラとしてる私の話でも聞いてくれてる母の優しさ           
朝起きてカーテン開けて起動するそんな毎日なぜか楽しい           
絶対に朝夕一回食後にね薬じゃなくて感謝の気持ち            
北風がボールを押して遠くまで飛んでくれると少しうれしい         
相談を真剣に聞く母親にありがとうって伝えたくなる            
大会で大切なのは勝つ気持ち試合で負けてそれを学んだ           
英語より数学よりも難しい人の気持ちを理解すること            
ひたすらに忍び耐えるとその時に見えてくるんだ新たな自分        
ミサイルや地震が来てるこの時代そんなことより爆睡したい         
目向ければ問題だらけこの世界何も知らずに生きてる私          
六月の修学旅行が楽しみでけれどテストは受けたくなくて          
登校時青い空を見上げると心がスカッとしてくるのはなぜ          
窓際で風にたなびくカーテンに包まれていく十四の心          
花よりも花を咲かせる土になるみんなの笑顔開花させよう          
混沌と光と闇が行き交って調和していく自然の幻想            
明日の朝僕を夢から連れ戻す時限爆弾セット完了            
家を出て広い青空お出迎え気持ちを入れて元気に登校            
友達にバカだなお前言われたが見返してやる今に見てろよ          
変わろうと思っただけでは変われない行動してこそ変われる自分
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