森の里中学校の心 「学び(まなび)」 「鍛え(きたえ)」 「翔く(はばたく)」

3年生短歌〜受験生の心を詠む〜

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わけもなくガラスとなった不安とか心に刺さる吐息の中で
夢にまで出てくるほどの不安感落ちたの夢でほんとよかった
テスト前教室内で勉強すクラスメートに焦り覚える
どうしよう高校迷い雲見つめ自分の心重ね合わせる
夢だけが膨らむばかり進歩なしそんな自分が一番嫌い
「切りかえる」心ではそう思いつつなかなかそれが実践できぬ
自分だけ取り残されたと錯覚し説明会で慌てふためく
数式が夢に出てきて焦り起き教科書開き うたた寝してた
世の中にタイムマシンがあるのなら今の自分を変えに行きたい
いつまでも終わりが見えず怖くなる一体どれだけやればいいのか
歯車が上手く言うこと聞かなくて自分の心またバラバラだ
三年の今ごろになり多々思うあのときもっとがんばれてたら
疲れたな少し休んでテレビ見よう弱い心に勝てない自分
もう嫌だそう呟いてペン投げたあきらめないと思いながらも
「今日くらい」こたつに入り昼寝する私の「今日」は一日じゃない
私はさどこの高校行きたいの自分の色を見失ってる
勉強やあぁ勉強や勉強や旅にでも出て逃げ出したいな
寒くって布団の中に入っちゃう寝てしまうってわかっているのに
何もせず後悔するな何かしろだめな自分に言い聞かせよう
将来は桜の下で笑いたいけどもう少し布団の中に
北風に弄(もてあそ)ばれる受験生揺れる心に不安と希望
友達が私を置いて走ってく私は一人うまく走れず

そんな不安見せずに廊下でじゃれててもだれもが何か抱え生きてる
人はいさ心も知らず自分には弱さがあるのよくわかってる(2首 国語科教諭)
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