8月29日 2学期始業式![]() 校長先生からは、秋の七草や学習のコツについての話がありました。生徒会の代表からは、3週間後に迫った本部役員選挙での意識についての話がありました。 また、始業式に続いて大会やコンクールの表彰の披露、リーダー養成会に参加した生徒からの報告がありました。 整然とした行動に、2学期もがんばろうという意欲が表れていました。 (写真はリーダー養成会参加報告の場面です。) 3年短歌〜夏を詠む、他5編〜![]() 海へ行き体が黒く染まったな心と頭真っ白にして 空に散る花びら舞って燃え尽きて儚(はかな)いけれど花火は上がる クーラーをピとつけるたび思い出す「汗を流せ」と担任の声 甲子園見ているだけで熱くなる頑張る人はやはり輝く 香をかげば田んぼの色とおひさまの混ざった香り夕日もさして 〈平和を考える〉 八月の遠いあの地に死んでった多くの命に思いを馳せて 終戦の鐘が響いて七十年変わりましたか今の日本は 同じ歳銃をかついでいるけれど僕は毎日ボール蹴ってる アフリカで多くの命が失われそれでも何も言わない人たち たくさんの平和ボケしてる日本人もっと世界の現状を見よ 〈中三夏、自信満つ〉 一日に十時間もの勉強で頭や心自信に満ちる じっくりと教科書見ると今までが思い出されて集中アップ 未開拓問題集の山脈に絶景見たいと必死で登る 新聞を読んでいるとなんだかな勉強やったと感じさせるな 勉強が苦しくなると思い出すあの時出したあの点数を 長時間机に向かう体力がこの夏休みについた気がする 勉強を毎日コツコツしていけばそれが身につき入試につながる 作文を書く前とても嫌だけど書くと鉛筆止まらなくなる 〈逃避哀歌〉 オンラインゲームはやっぱり止められねぇ「勉強」なんて聞きたくもない 夏の暮れ何が悲しく宿題の山を眺めて涙がにじむ 〈多いならやってやろうぞ宿題の山〉 宿題が多い多いよ多すぎるいつまでたっても全然終わらぬ ひんやりとのどを通ったかき氷残りの宿題見てまたひやり 本当に時間がなくて宿題をやれることすら喜びになる 〈あまちゃん気分〉 朝起きて心落ち着けまず一句夏休み中の私の習慣 切り替えた部活引退勉強だじゃあいつやるの?もうやってます 元気よくあいさつされる喜びを改めて知る高校見学 うに食べてあまちゃん気分堪能だいつか行きたい北三陸へ 物事を深く考え続ければ時間のどれだけ短きことか 制服が風に吹かれてゆらめいて早く登校したいとせかす 自分では勉強してるつもりでも周りと比べ現状を知る 一面に広がる田んぼその中を自転車で駆ける塾帰りの刻 縁側で全て忘れてお茶を飲む心の解放たまにはいいか あの花はいつになったら咲くのかな私が笑う二月頃かな くだらない日常会話するだけでなぜだかもっとやれる気になる なぜだろう幸せという一時が過ぎたら次に辛くなるのは アイス食べクーラー効かせ家の中秋まで首を長くして待つ 人は皆優しい心持っているそれを使うか使わないかだ いつの日も静かに見ている自然たちこんな世界をどう見てるのか 悩むけど難しいけど楽しいなできたらうれしい短歌創作 3年短歌〜1学期に創作した作品より その3![]() 楽しみは家に帰って寝ることだ勉強なんか知るわけないさ 憧れのあの人だって本当は見えないところで努力している 美しきその顔立ちのできの良さ歩いてるさまルビーのようだ 最高のクラスにしていくならばこそこれから頑張る努力次第だ 君からの言葉で何度救われた今度は私が応援する番 流されて間違い犯すその前に早く判断失敗防ぐ なくさないなくしたくない守りたい大切な物見つけられたよ 「ただいま」とドアを開ければ「おかえり」と返す家族が幸せなんだ 一日が終わり布団に潜り込むおやすみtoday良い過去となれ 今生きるこの間にも戦争でたくさんの人亡くなっている 毎日の変わらぬ景色見ていると平和な環境実感できる 3年短歌〜1学期に創作した作品より その2![]() 目の前にある宿題をほっぽって遠くに置いた漫画を読んだ 希望ってどんな時にもいつだって心の中に残っているもの 二年間使い続けたファイルさん端っこ切れて怒ってるかな 一ヶ月もう終了だ早かったこんな早さじゃすぐに受験だ 未だなお見たことのない百点を今年は目指して毎日学ぶ ポジティブになろうと思うだがしかし疲れすぎてもうだめですよ 電話越し頑張ってねと祖母の声久しぶりに聞き元気出た グローブを磨いてきれいにしていると取れないボールも取れてしまうよ 母の日にいつもは言えぬありがとう今回こそは伝えてみよう 眠い目をこすりながらも部活行くこんな毎日平和感じる 部活中青い空見て思ってた澄み切った空自由でいいな 向かい風回り右して追い風に視点を変える大切なこと 君たちの全ての歌は違ってて小さな思いは輝いてます(3年国語科担当教諭) |
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