給食週間その6
1月25日は、千葉県の郷土料理です。
千葉県ではいわしやあじなどの魚や、あさりなどがたくさんとれ、また捕鯨基地があるためか、くじらもよく食べられてきたそうです。また、ピーナッツも特産品として知られています。 ほかにも、にんじんやほうれんそう、だいこんなどの農産物も全国トップクラスの生産量で、農業のさかんな県でもあります。 千葉県はびわの栽培もさかんですが、これには昔、びわの栽培にくじらの皮や骨が肥料として使われてきた背景があるそうです。無関係に見えるものでも、意外なつながりがあるのですね。 〜1月25日(金)のメニュー〜 麦いりごはん、牛乳、くじらのオーロラソース、いわしのつみれ汁、ピーナッツ和え ![]() 給食週間その4
1月24日は、昔の給食をイメージしたメニューです。
厚木の給食で「やきそば」というと、中華麺の上にどろっとしたあんかけがのっている、あんかけやきそばのことをさします。このメニューは、いつからかははっきりしませんが、おそらく昭和50年代ごろからずっと引き継がれています。 自校給食方式からセンター給食方式になり、また自校給食の学校ができて、メニューもどんどん新しいものが入ってきます。やきそばは、そんななかでも変わらない人気のメニューです。親子ともども味わっているおうちも少なくないと思います。 インディアンサラダも、厚木の給食に昔からあるメニューです。今回は、1年生からいただいた大豆を使いました。先生方からは「なつかしい〜」という声も聞かれましたが、子どもたちには新鮮だったようで、賛否両論といった感じでした。 給食週間中は、異学年のクラスが一緒に給食を食べる「交歓給食」が行われています。 緊張してしまっていつもより静かに食べるクラスや、あまり気にせずいつもどおりなクラス、盛り上がってとてもにぎやかになるクラスなど、毎日雰囲気が違っておもしろいです。 〜1月24日(木)のメニュー〜 やきそば、牛乳、インディアンサラダ、オレンジ ![]() ![]() 給食週間その3
1月23日は、愛知県の郷土料理です。愛知県の名古屋市近辺では、独特の色の濃い「豆みそ」が多く作られていて、料理にも多く使われています。「みそ煮込みうどん」は、豆みそを使った代表的な料理のひとつで、名古屋市でよく食べられています。
普段使っているみそとはちょっとちがった香りがあり、中には違和感がある人もいたようですが、「このみそ好き〜♪」といっておかわりして食べる人もいました。 いつもとちがう食文化にふれてみるのも、貴重な体験のひとつだと感じました。 手羽先のからあげもカラッと揚がって、みんな骨をじょうずに外しながら食べていました。 おにまんは、地場のさつまいもを使って手作りしました。とても甘いさつまいもで、こちらもよく食べていました。 〜1月23日(水)のメニュー〜 おにまん、牛乳、みそ煮込みうどん、手羽先のからあげ、ごまあえ ![]() 給食週間その2
1月22日は、東北地方の郷土料理です。
せんべい汁は、すっかり有名になった青森県の郷土料理です。汁物用につくられた「かやきせんべい」を割って汁に入れて作ります。だしがよくしみておいしいです。 給食のせんべい汁も、しっかり汁を吸ったせんべいがおいしく、いつも大人気で、ほとんど残らないクラスが多いです。 わかめのごま油炒めは、岩手出身の先生に教えていただいたメニューです。岩手は若めやこんぶを使った料理をよく食べるそうです。こちらも残食はとても少なかったです。 すこし欠席が多くなってきましたが、しっかり食べて、元気に過ごしてほしいと思います。 〜1月22日(火)のメニュー〜 麦入りごはん、牛乳、いかの香味焼き、せんべい汁、わかめのごま油炒め、りんご ![]() 給食週間その1
1月21日から、給食週間が始まります。最初のメニューは、九州地方の郷土料理です。
さつま揚げは、鹿児島県が昔薩摩藩だったことからそう呼ばれていますが、鹿児島の人は「つきあげ」や「つけあげ」と呼ぶそうです。今日はひじき・ごぼう・にんじん・さやいんげんを混ぜて作りました。 「タイピーエン」は熊本の名物料理のひとつです。本来はもっとたくさん春雨を使うのですが、給食だとのびてふやけてしまうので少なめにしました。豚肉・えび・きくらげなどのだしが出ておいしかったです。 九州は海も山もあっておいしい食べものが豊富です。郷土料理もたくさんあります。 ぜひ、本場の料理を食べてみたいですね! 〜1月21日(月)のメニュー〜 麦いりごはん、牛乳、手作りさつまあげ、タイピーエン、もやしのあえもの、ぽんかん ![]() 1年生の大豆を使ったスープ☆
1月16日の給食のビーンズスープに、1年生が育てて収穫した大豆を使いました。
1年生が育てた大豆は、いつも使う大豆に比べると少し細長くて、やわらかくてとてもおいしいです。 今年もたくさんいただいたので、あと2回くらい給食に使えそうです。 1年生のみなさん、ありがとうございました☆ 〜1月16日(水)のメニュー〜 ぶどうパン、牛乳、白身魚フライ、ブロッコリーのサラダ、ビーンズスープ ![]() 3学期最初の給食☆
1月11日(金)から、3学期の給食がはじまりました。最初のメニューは、お正月にちなんで厚木風雑煮、豆入りきんとん、ぶりの照り焼きなどおめでたい料理を集めてみました。
豆入り栗きんとんは、白いんげん豆のペーストを入れたきんとんです。地場産のおいしいさつまいもを使って作ったので、甘さも舌ざわりもよい加減で、とてもおいしくできました。 子どもたちも「きんとんすっごくおいしかったよ!」と言っていました。みんな、久しぶりの給食をたくさん食べていて、残食もとても少なかったです。 〜1月11日(金)のメニュー〜 麦入りごはん、牛乳、ぶりの照り焼き、厚木風雑煮、豆入り栗きんとん、みかん ![]() 12月のおたのしみ☆
12月18日(火)は、12月のおたのしみ給食です。
今月は、クリスマスにちなんだメニューです。フライドチキンは、とりのむね肉に、しょうが、にんにく、カレー粉、しょうゆなどで下味をつけて揚げました。 子ども達は、一口かじって「カレーの味だ!」とよろこんでいました。 サラダのにんじんも、調理員さんが星とハートの形にしてくれました。ブロッコリーの芯も星型になっていたのですが、中には「メロンが入ってる!」と勘違いする子も・・・ ケーキは事前に2種類から選んでもらったものです。どちらを選んだ子も、「おいしいね」といいながら楽しんで食べていました。 2学期の給食もこれで終了です。締めくくりにふさわしく、残食もとても少なかったです。 〜12月18日のメニュー〜 シーフードピラフ、牛乳、フライドチキン、ブロッコリーのサラダ、野菜スープ、ケーキ ![]() 冬至とかぼちゃ
12月14日(金)のメニューは、麦入りごはん、牛乳、すきやき、かぼちゃの甘煮、りんごです。
12月21日の冬至にちなんで、一足早くかぼちゃの甘煮を作りました。 冬至は、1年で一番、昼の時間が短い日です。昔から、冬至の日にかぼちゃを食べると、かぜをひかないと言われてきました。確かに、かぼちゃには風邪予防に役立つビタミンAやビタミンEが多く含まれています。栄養学が発達していなかった昔の時代でも、ちゃんと昔の人はわかっていたのですね。 給食では鍋で煮ることはできないので、オーブンを使って甘煮を作っています。煮崩れせずに大量に作ることができます。 子ども達もかぼちゃは好きなようで、おかわりして食べている人もいました。 ![]() 粗食給食
12月12日(水)、粗食給食を実施しました。
食べものの大切さを考えるために、1年に1回、おこなっているものです。 今年のメニューは、麦ごはん、焼きししゃも、野菜汁、麦茶です。 ししゃもは苦手な人が多いのですが、「嫌いだけどがんばって食べる!!」とチャレンジしていました。 昔の日本では、ごはんを中心に、野菜、魚、海藻を使ったおかずを食べていました。このような食事は、体に良い食事のかたちとして世界から注目されています。しかし現代の日本では、食事内容が欧米化し、たんぱく質や脂肪のとりすぎで、生活習慣病にかかる人が増えています。 反面、食料自給率は40%を下回り、多くの食料を輸入に頼っているのに、食品廃棄率はアメリカよりも多くなっています。 こんな現状に気づき、一人一人が食べものを大事にしようと感じてほしいものです。 ![]() 11月のおたのしみ☆
11月22日は、11月のおたのしみ給食です。今月は23日の「勤労感謝の日」にちなみ、秋のめぐみをたっぷり使ったごはんと、お米の粉が入ったお米のムースを使ったメニューです。
「秋の香りごはん」は、しめじ、にんじん、ごぼう、油揚げを使った具と、さつまいもを小さく切って素揚げしたものを混ぜています。手間がかかりますが、おいしさは格別で、低学年の子も「おいもおいしい〜」と言って食べていました。 お米のムースも大人気で、「どこで売ってるの?」という声が多く聞かれます。中にはわざわざ聞きに来る子も・・・。 「ごめんね、給食でしか買えないから、お店では売ってないんだよ。」と言うとガッカリ・・・ 「給食でしか食べられない」からこそ、余計おいしく感じるのだと思います。 〜11月22日のメニュー〜 秋の香りごはん、牛乳、焼きとり、水菜のスープ、磯香和え、お米のムース ![]() しょうゆラーメン&ひじきの春巻き
11月14日(水)のメニューは、しょうゆラーメン、牛乳、ひじきの春巻き、みかんです。
1週間ほど前のこと、一緒に給食を食べていた子が「早く14日にならないかなあ〜」と言うので「どうして?何かあるの?」と聞くと「だってしょうゆラーメンなんだもん!!」と目を輝かせていました。こんなに楽しみにしてくれているなんて・・・とうれしい気持ちになりました。 当日もとてもおいしく出来上がり、予想どおり残食も少なかったです。給食のラーメンは具だくさんで、お店や家で食べるラーメンとはまた違ったおいしさです。 ひじきの春巻きは、見た目が黒くてどうかな・・・と心配でしたが、思ったほど気にもならないようでよく食べていました。鉄分や食物繊維たっぷりのひじきを、いろいろな料理に使っていきたいと思い実施してみました。でもやっぱり「煮物のほうが好き」という人も少しいましたが・・・。 この日は調理員さんも朝早くからフル稼働で準備をして、1つ1つ春巻きを巻いてくれました。おいしい給食を毎日作ってくださる調理員さんに、いつも感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。 ![]() 11月のパクパクあつぎ産デー
11月2日(金)は、11月のパクパクあつぎ産デーです。
この日はパクパクの日にふさわしく、給食で使った野菜すべてが地場産でした。 とても立派に育ったさつまいもを使ったさつま汁は、野菜のおいしさとさつまいもの甘さがつまって、とてもおいしくできあがりました。味はよかったのですが、子どもたちのなかにはさつまいもが入った汁物は苦手な人も見られ、少し残念でした。 鮭も脂がよくのっていて、みんな喜んで食べていました。鮭は、給食で出る魚の中でもダントツの1番人気です。 〜11月2日のメニュー〜 麦入りごはん、牛乳、鮭の塩焼き、さつま汁、こんにゃくのおかか煮 ![]() ハロウィン★
10月31日は、ハロウィンにちなんでかぼちゃのタルトを作りました。裏ごしのかぼちゃに生クリーム、砂糖、卵、バターを混ぜ、タルトカップに流し入れてオーブンで焼きます。
中身は甘さ控えめで、甘いタルトカップと食べるとちょうどよくなりとてもおいしかったです。 最近、日本でもさかんにイベントなどが行われるようになったハロウィンですが、もともとはイギリスあたりで行われていたキリスト教の宗教行事だったそうです。でも今ではもっともさかんなのはアメリカで、アメリカ人ですらもよく発祥は知らないようです。 11月1日はキリスト教の「万聖節」という日です。10月31日はこの前日で、この日は日本でいえばお盆のように、死者の霊がこの世に戻ってくると言われていました。そのあたりから、この日におばけやミイラの仮装をするようになったのでは、と考えられています。 ハロウィンの象徴にもなっているかぼちゃのお化けは「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれています。なぜかぼちゃなのかは、アイルランドの言い伝えに関係しているということです。興味のある人はぜひ調べてみてくださいね! 〜10月31日のメニュー〜 きのこクリームスパゲッティ、牛乳、フレンチサラダ、かぼちゃのタルト ![]() 友好都市のメニュー〜中国揚州市〜
10月23日(火)は、厚木市の友好都市、中国の揚州市にちなんだメニューです。
揚州市は中国東部の江蘇省にある、2500年の歴史を持つ都市です。 揚州で有名な料理はチャーハンです。今、日本でよく食べられているチャーハンは、揚州市が発祥だそうです。「揚州炒飯」というメニュー名を看板にしている店もあります。 今日の給食もチャーハンにしました。給食ではごはんを炒めて作ることができないので、具を別に炒め、炊きあがったご飯に混ぜています。みんなチャーハンが大好きで、ほとんど残食がありませんでした。 シューマイは中国料理のなかでは「点心」と呼ばれ、おもにおやつや軽食として食べられます。日本では春巻きやぎょうざなどもご飯のおかずにもしますが、本来は間違った食べかたのようです。 中国の料理は歴史も古く、また地方によってまったく違った特徴もあって本当に奥の深さを感じます。いろいろな中華料理を給食でも取り入れていきたいと思っています。 〜10月23日のメニュー〜 チャーハン、牛乳、えびシューマイ、もやしの和え物、春雨スープ ![]() 10月のパクパクあつぎ産デー(2回目)
10月16日(火)は、10月2回目のパクパクあつぎ産デーです。
高野豆腐と野菜の煮物に使っているだいこんと、のりごま和えのこまつなが、依知でとれた野菜です。 高野豆腐は、凍り豆腐の別名で、豆腐をいったん凍らせてから解凍し、乾燥させたものです。豆腐の栄養が凝縮されて、たんぱく質やカルシウム、鉄分などを多く含んでいます。 あまりなじみがない子もいますが、今日はじゃがいももたくさん使っているので、あまり目立たずに食べやすかったようです。 きのこおこわも、ちょっと甘めで食べやすかったようで、おかわり続出でたくさん食べていました。 〜10月16日(火)のメニュー〜 きのこおこわ、牛乳、高野豆腐と野菜の煮物、のりごま和え、りんご ![]() ぐりとぐらのカステラ
10月15日(月)は、読書月間にちなんで、ぐりとぐらのカステラを作ってみました。
絵本のように大きくまあるく・・・とはいきませんでしたが、ふっくらしたおいしそうなカステラになりました。 こんなことが、本を読むきっかけになってくれたらいいな、と思います。 下の画像は、カステラを焼いているところです。たくさんのカステラが色よく焼き上がり、調理室の中になんともいえない甘い香りが立ちこめていました☆ 〜10月15日(月)のメニュー〜 ハヤシライス、牛乳、青菜とコーンのソテー、ぐりとぐらのカステラ ![]() ![]() 目の愛護デー
10月10日は、目の愛護デーです。そこで、給食にも、ブルーベリーのジャムをつけました。
ブルーベリーに多く含まれるアントシアニンは、ポリフェノールの一種で、視力の低下を防いだり、疲れ目を予防する働きがあります。ブルーベリーを食べたからといって視力がすぐに上がるわけではないかもしれませんが、食べものの面からも目の健康を考えるきっかけになればいいな、と思います。 ほかにも、緑黄色野菜に多いビタミンAも、昔から目の働きに関係すると言われています。 バランスのよい食生活で、目の健康も守りましょう! 〜10月10日のメニュー〜 コッペパン、牛乳、ブルーベリージャム、スパニッシュオムレツ、キャベツとコーンのサラダ、白いんげん豆のスープ ![]() 10月のパクパク厚木産デー
10月3日は、10月1回目のパクパクあつぎ産デーです。
鶏肉のスープ煮に使う大根と小松菜が、依知でとれた野菜です。 10月から2月にかけて、多くの種類の地場野菜が給食に登場します。 新鮮な野菜なので、やはり味が違います。地場野菜の味を生かせるように、おいしい給食を作っていきたいと思います。 魚の香草焼きは、ホキという白身魚の切り身に、バジルとマヨネーズを混ぜ合わせてのせ、パン粉をかけてオーブンで焼きます。 バジルの香りが強いかな、と思いましたが、みんなよく食べていました。 「今日のお魚、すっごくおいしかったよ!」という声も聞けてよかったです。 〜10月3日のメニュー〜 ぶどうパン、牛乳、魚の香草焼き、こふきいも、鶏肉のスープ煮 ![]() ★9月のおたのしみ給食★
9月28日(金)は、9月のおたのしみ給食です。
メニューは、栗ごはん、牛乳、えびの天ぷら、けんちん汁、おひたし、串だんごです。 今回は、9月30日の十五夜に合わせたメニューになっています。 十五夜の日には、お団子とススキをかざるのが定番になっていますが、里芋など丸い物を供える場合もあります。これには、里芋は昔、穀物として重要な意味を持っていたため、収穫を感謝するという意味もあるそうです。 今日の給食にも、丸く切った里芋を使いました。今年の十五夜はきれいな月が見られるといいですね★ ![]() |
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