本校の学校教育目標は「明朗 自主 創造」です。

新しい年を迎え

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 今年も有り難いことに、晴天で穏やかな正月を迎えることができました。毎年3月を一つの節目として一年を終える学校の生活を長く続けている身であっても、やはり新しい年を迎えると、これまでの自分を振り返り、今年一年を思うという時間を持つことが自然なことになっているようです。
 いろいろなところで、「平成最後の…」という言葉が聞かれる今年の年明けに、ふと頭をよぎった一つの記憶がありました。
 何年か前に、家族とともに京都の知恩院というお寺を訪れたことがありました。知恩院は、修学旅行など集団での見学地にはあまりならない寺のようですが、そのスケールの大きさはもちろんのこと、落ち着きのある建造物や美しい庭をはじめとしてなかなか見所の多い寺でした。中でも印象に強く残ったのは、開祖法然上人がまつられている御影堂の屋根に置かれた二枚の瓦でした。
 その瓦は、このお寺の建立に携わった名工左甚五郎が御影堂の完成後に屋根の上にわざわざ載せたものだそうで、「夜空の月は、満月になったら欠けていく。日本一の大工が作ったお堂は最高のものだが、それも月と同じように時間が経てば欠けていく。これは防ぎようのないこと。そこで、甚五郎は二枚の瓦を置いて、まだ出来上がっていない。最高になるのはこれからだ。まだ欠けさせない。」という意味を込めたのだそうです。
 「“完成”は人の歩を止め、もっと先の目標を見失わせるもの。」「人は、つい“完成”に安堵するが、いつも自分を未完成と見て、次なる地点へ昇らせることが本来とるべき道ではないのか。」ということを、あの二枚の瓦は屋根の上から語っているのかもしれないと思ったのです。

 さて、林中学校の生徒の皆さん、今年そして3学期も、少し先の小さな目標でもいい、自分自身の目標をしっかりと見つめ、前を向いて歩いていきたいですね。

                      校長  須藤 雅則

もうすぐ平成最後の冬休み!

 まもなく2学期が終わり、冬休みが始まります。この休みは、年末年始に当たることから、生徒のみなさんは、自分のことだけでなく、家族の一員として、家庭のお手伝いなどにも時間を費やすことも多く、忙しい生活を送る時期になると思います。

 今学期はみなさんにとって、どんな学期だったでしょうか。何が一番印象に残っているでしょうか。大きな学校行事の一つである「いなほ祭」では、学級や部活動、委員会など、それぞれの活動に一生懸命に取り組み、ステージ発表や展示で、すばらしい活動の成果を発表することができました。そして、最も多くの時間をかけ、学年・学級で取り組んできた合唱は、ご来場いただいた方々に感動を与え、取り組んだみなさんの心の中にも、仲間に対する共感や信頼、友情が育まれていったのではないでしょうか。
 また、11月17日(土)には「ふれあいDAY」が実施され、それぞれのコースの活動を通して、講師としてお招きした地域の方やPTA役員をはじめとする保護者の方々とふれあい、普段の学校の活動とは違った体験ができたのではないかと思います。その他、1年生は「七沢校外学習」を行い、豊かな自然の中で、普段の学校生活ではできない体験をしました。
 部活動では、3年生が第一線を退き1・2年生中心の活動になり、新人戦大会に挑みました。日頃の活動の成果を出しつつも、今後の目標や課題を見つけることができた機会となったのではないかと思います。

 さて、この冬休みの間に、「自分は、学校や生徒会の目標、自分の学年や学級の目標、そして自分自身の目標をどれだけ意識して生活することができたか?」「目標に向かって努力している友人の歩みを止めるようなことはしていないか? 相手の気持ちをどれだけ考えて行動することができたか?」について、振り返ってください。
 そして、あらためて自分が目標としていきたいこと、どんなことに力を入れていきたいかを一人で、じっくり考える時間を持ってほしいと思います。

 最後に、健康・安全面には十分注意し、この冬休みを過ごしてください。特に交通事故や防犯上の被害に遭わないようくれぐれも注意しましょう。
 ますます寒さが厳しくなります。健康には十分注意し、事故のない冬休みを過ごし、3学期には皆さんの明るい顔を見せてください。

 ※以上は、生徒へ配付の「冬休みのしおり」に掲載した文章です。
  校長  須藤 雅則



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職場体験を振り返って

 11月1日(木)に実施した2学年の職場体験では、29の事業所に生徒の受け入れをしていただき、生徒はそれぞれに普段学校の活動では得ることのできない貴重な経験をさせていただきました。
 文部科学省は、近年のさまざまな要因から生じる社会の大きな変化の中でも、生徒が「生きる力」を身に付け、社会の激しい変化に流されることなく、それぞれが直面する課題に柔軟にかつ、たくましく対応し、社会人・職業人として自立していくことができるよう、キャリア教育の推進を提唱しています。そして、もう十年以上も前になりますが、全国各地でキャリア教育推進の一つとして取り組みはじめられたのが「キャリア・スタート・ウィーク」…職場体験学習で、現在、厚木市内の中学校でも1日〜2日間の職場体験が行われています。
 今回、私も10ヶ所の事業所に、ご挨拶を兼ね生徒たちの様子を見に行かせていただきましたが、各事業所の方々のていねいな指導と仕事に取り組んでいる生徒の真剣な姿が印象に残りました。また、厚木消防署の消防長さんから、「消防署の採用試験を受けに来る人の中に、毎年、中学校時代の消防署での職場体験が進路選択のきっかけになったと言う人がいる。」という話を伺い、あらためて職場体験の意義を実感しました。
 2年生が今回の職業体験で得たものを今後の自分の生活に生かしていくことに期待をしています。また、体験の受け入れをしていただいた各事業所に対し厚く感謝いたします。
  校長
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友情を心に刻む発表会に!!

 そよ吹く風、澄み渡る空の色にも、秋の深まりを感じる季節となりました。いよいよ明日、大きな学校行事の一つである「いなほ祭」を開催します。生徒たちはこれまで、学級や部活動、委員会など、それぞれの活動に一生懸命に取り組んできました。吹奏楽部や混声合唱団のステージ発表、各文化部や教科学習の成果発表である展示も楽しんでいただけるものと思います。そして、最も多くの時間をかけ、学年・学級で取り組んできた合唱は、ご来場いただいた皆さまに感動を与えてくれることと思います。
 合唱は、生徒一人一人が主役です。けれど合唱は、もちろん一人ではできません。皆が周りの人と気持ちを合わせようとしなければ、一人でも気持ちが入っていない人がいれば、本当に素晴らしいハーモニーは生まれません。皆の気持ちがひとつになって、はじめてすばらしい合唱となるのです。
 それぞれの合唱を仕上げていく時には、さまざまなドラマがあったと思います。すべてが順調にいったわけではなかったと思います。本番では、いくつもの困難や壁を越えてたどり着いた精一杯の合唱を披露し、これまでの取り組みの中で少しずつ深めてきた仲間に対する共感や信頼を今日、もう一段階深め、共に育んできた友情が心に刻まれる日となることを、ご来場の保護者、地域の皆さまの心に強く残る日となることを期待しています。

校長 須藤雅則

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思いやりと言葉の重さ

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 それは、ずいぶん前に山登りをした時のこと。私たちは、あと少しで山頂に到着するところまで来ていました。早朝からの登山で、疲れはピークに達していました。
 その時、前方からこちらに向かってくる登山者に気がつきました。見上げると、ややご高齢と見受けられる男女のお二人が、狭い登山道のため私たちに道を譲ろうと小さな岩の上に上がったところでした。二人の場所まで、まだ7〜8mほどはあったでしょうか。待っていてくれる二人のためにも、いち早くそのポイントを超えなければならないという気持ちは十分にあるのですが、疲れのため、スピードをあげることができません。
 すると、「ここで、ちょっと休みましょうね。」と女性の声。それは、お連れの方に向けられたものだったのでしょうが、私には、明らかに道を譲ったけれど、おそらく私たちの疲れの状態を察して、無理をしないようにと、私たちに向けてかけてくださったものと感じたのです。そう思ったのは、おそらく私だけでなく、私の仲間にもいたと思います。
すれ違う時、「ありがとうございます。」と言った私たちに、男性から「もう少しですよ。」と、言葉がかけられました。
 時に人は、人の言葉に傷つけられます。けれど人の言葉に励まされ、生かされることもあります。自分が人に向けて言葉を発する時には、相手のことを思い、こちらの思いが相手に適切に伝わる言葉を使うようにしたいなぁ…と、考えている今日この頃です。

部活動集会の時に…

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 夏の総体が終わり、1・2年生が中心となった部活動の集会で、こんな話をしました。
 「私も、学生時代は部活動に一生懸命に取り組んでいました。振り返れば、厳しい思い出の方が多かったように思いますが、部活をやっている時に、顧問の先生や先輩から言われた言葉をいくつか覚えています。」
 紹介した言葉…
  「勝に不思議な勝あり、負けに不思議な負けなし」
  「本気でやっていれば、必ず誰かが援助の手を差しのべてくれる。」

 そして、最後に生徒たちにこんな言葉を伝えました。
  「本当のライバルは、昨日の自分だよ。」

2学期の始まりに“防災”を考える

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 8月29日(水)、2学期がスタートしました。始業式には、夏休みに入る前に願ったとおり、生徒たちは、明るく元気な姿を見せてくれました。夏休み中の大きなケガや病気、事故の報告がなかったことにホッとしつつ、さまざまな経験をして、一まわり大きくなった生徒たちを見て、嬉しい気持ちになっているところです。
 さて、9月は、新聞やテレビ、ラジオ等でも防災関連の報道が多くなり、日本国中が防災に関する意識を高める時期になります。これは、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災を受け、慣習的に続けられてきたものなのでしょう。ただ、現在は1995年1月17日の阪神・淡路大震災や2011年3月11日に発生した東日本大震災、2016年4月の熊本地方の地震や今年6月の大阪北部地震など、まだまだ過去のものとは言えない震災からもさまざまな当時の様子が伝えられています。被災された方々の心に残る大きな傷跡や被災前とは違った生活を強いられていることの大変さなどに触れ、それぞれの被災地の一日も早い復興を願いながらも、伝えられる教訓を我がものとし、子どもたちの安全について何度でも、見直しをしていく必要を強く感じているところです。
 学校では、地震や火災の発生を想定した避難訓練や年間計画に従った防災に関する学習を行っています。それぞれの学習活動を通して、生徒たちに「いざという時に正しい行動がとれるよう、知識と実践的な態度」を身につけてもらうことをねらいとしています。
防災に関しては、いつ来てもおかしくない地震同様、台風や昨今の異常気象に由来すると言われる局地的大雨、落雷、突風、竜巻や豪雪などの対応にも意識を持っていく必要があります。今年の6月末から7月初旬、台風7号および梅雨前線等の影響による集中豪雨で、西日本を中心に北海道や中部地方など全国の広い範囲が甚大な被害を受けました。そのニュースに触れ、ハザードマップでは林中学校は浸水等の危険性はそれほど高くないものの、「万一、すぐ近くを流れる小鮎川が想定外の豪雨により氾濫したら…」なとど不安に思ったものです。
 今後は、大きな河川が近くを流れるといった地域の特徴も視野に入れ、学校の立地をさらに意識した防災の取り組みを進めていく必要を感じています。そして、その中で、災害が起きた時、自ら危険を予測し、身の安全を確保するために、「自分で考え、判断し行動する力」を養うために、普段から、何事も人任せにせず、自分で考えることのできる生徒になっていくよう指導していきたいと考えます。また、自分の身の安全確保ができた後には、他の人を気遣い、必要な援助を進んですることができるような人になってほしいという願いを込めて、教育活動を進めていきたいと思います。

夏休みを迎えるに当たり

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元気な笑顔で過ごす夏を! (生徒用「夏休みのしおり」に掲載)
 校長 須藤雅則
 
 まもなく1学期が終わります。生徒のみなさんにとって、この学期はどんな学期だったでしょうか。また、何が一番印象に残っているでしょうか。
 今学期には、体育大会や3年生の修学旅行などの行事の他、全校生徒対象のインターネット安全教室や2年生の薬物乱用防止教室などの特別授業も実施しました。また、避難訓練や引き渡し訓練など、防災関係の活動にも取り組みました。大きな学校行事の一つである体育大会は、3年生を中心に生徒一人ひとりが自分の役割に責任を持って自主的に活動し、それぞれの競技で学級や縦割り集団の絆を深めることができ、思い出に残る大成功の行事となりました。この1学期、さまざまな行事や学習活動を通し、みなさんが着実に成長してきたことを感じています。

 さて、みなさんはこの夏休みをどう過ごしますか。学習面の課題を克服するための復習をする。2学期からの学習に役立つ予習に取り組む。部活動に励む。地域の行事やボランティア活動に積極的に参加する。家の手伝いや体力づくりに励む。計画や目標はそれぞれであると思いますが、大切なことは、自分が決めたことを最後までやりきることです。最初は自分の思い通りにいかなくても、結果的に失敗に終わっても、「なんとかなるだろう」ではなく「なんとかするんだ」という気持ちで取り組み、「誰かがやってくれた」ではなく「自分でやった」という経験にしてほしいと思います。そして、そのことが、夏休みが自分にとって本当に充実していた、この先を生きて行くために必要な力を一つでも身につけることができたということにつながっていくのです。

 夏休みが、自分にとって本当に充実したものになり、40日後、また自分を一回り成長させるためには、自律した生活を送ることができるかどうかにあります。「自律」は、家族や周囲の大人からあれこれ言われる前に、きちんとした生活態度を保ち、自分からいろいろな活動に前向きに取り組んでいくことです。そして、自分が「したいこと」だけでなく、少し気持ちが向かなくても「しなければならないこと」にも同じように取り組んでいくことが必要です。

 最後に、健康・安全面には十分注意し、夏休みを過ごしてください。特に交通事故や水の事故には、くれぐれも注意しましょう。家を出る時、家族からかけられる「いってらっしゃい 気をつけてね」を、帰宅した時、「おかえりなさい」とかけられる声をみなさんはどんなふうに受け取っていますか。「いってきます」「ただいま」の言葉をみなさんはどんな気持ちで発していますか。家族の方々は、「今日は、どんな時間を過ごしていたのかな、良い一日だったのかな。」と、毎日みなさんの安全を願い、小さな成長に期待をし、みなさんが明るい顔で家に帰ってくることを一番に考えていることと思います。ぜひ、病気や事故のない夏休みを過ごし、明るく元気な笑顔で2学期に会いましょう。

壮行会5 校長先生の話

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 今週の土曜日、野球部とサッカー部の試合を皮切りに、中学校総合体育大会がスタートします。また、吹奏楽部のコンクールも7月27日に予定されています。
 これまで部活動に熱心に取り組んできたみなさんにとっては、大きな意味を持つ大会、コンクールであるとともに、3年生にとっては中学校最後の晴れの舞台となる人も多いと思います。ぜひ、これまで日々の練習で身につけてきたもの、自分の力を十分に発揮してほしいと思います。

 大会、試合ですから結果として当然、勝ち負けがつきます。勝ったら嬉しい、負けたら悔しいという気持ちになるでしょう。中には、負けてしまったら、すべてを失ったような気持になる人もいるかもしれません。けれど、長い時間をかけて練習やトレーニングで身につけてきたもの、技術だけでなく自分の中で成長させてきたものは、たとえ試合に負けたとしても失われません。
 そのことも心のどこかにおきながら、いっしょにがんばってきた仲間を信じ、自分を信じ、これまでいろいろな面で支えてくれた家族への感謝の気持ちを忘れずに、林中の生徒は、正々堂々と最後まであきらめず、すばらしい戦いをしたと言われるような取り組みを見せてきてください。

 今、サッカーワールドカップ・ロシア大会が行われています。この大会にアルゼンチン代表チームの中心選手として参加している世界的な大スター選手リオネル・メッシの言葉を紹介します。
 「努力すれば報われる? いや、そうではない。報われるまで努力するんだ。」

 たとえ残り少ない時間でも、最後の最後まで自分やチームとしての目標をしっかり持ち、良い準備をして大会に臨んでください。

いじめ防止の取組 Part 2

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 6月19日(火)の「いじめ防止」をテーマにした校内研修会において、全教職員で確認した内容の一つは、いじめ防止に関わる生徒の主体的な取組「いじめ防止宣言」についてでした。
 この「いじめ防止宣言」は、4月の中旬から各学級で話し合いを3回持ち、学級ごとに「宣言文」を作成し、5月31日の生徒総会で全学級が発表するというものでした。担任の先生方からは生徒たちの真剣な話し合いの様子や宣言文を決定する時の様子が伝えられました。
 いじめ問題の対応や防止の取組については、もちろん学校(教職員)の責任は重大であり、家庭や地域の方々といった周囲の大人の関わりも大切であると思いますが、未然防止については生徒が自発的に取り組み、学級や学校全体で「いじめを許さない」雰囲気をつくっていくことが大切なことと考えます。

 今回、各学級で決議された宣言は、どれも大変すばらしいものですが、研修会の中で先生方から、「きちんと実践できているかどうかを振り返る機会を持つことが必要」「これを形だけのものに終わらせず、しっかりと取り組ませていくべき」といった意見も出されました。生徒が自分たちで決めた宣言をしっかりと実践していくことについて、今後全教職員で支援していこうと思います。

いじめ防止の取組 Part 1

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 6月19日(火)に校内研修会を行いました。テーマは「いじめ防止」で、改めて全教職員でいじめに対する理解を深め、今後の取り組みのポイントを確認しました。
 研修会の最初に、文部科学省 国立教育政策研究所生徒指導研究センターの総括研究官である滝充(たきみつる)先生が、ある講演会で話された一節を先生方に紹介しました。
 …いじめは誰もが加害者・被害者(うつしたり・うつされたり)になる風邪のようなもの。ただ、風邪もこじらせれば死に至らしめることもあり、たかが風邪と侮ってはならない。また、いじめの追跡調査の結果からもわかるとおり、いじめはどの子どもにも起こりうるという認識を持ち、適切な取組をする必要がある。いじめの重大なケースの防止には、風邪に例えれば免疫力を高めることも大切で、この方策の一つとして、「自分は認められている感(自己有用感)」を高めることも有効である。…

 学校のいじめ問題への対応には、教職員がいじめについて正しく理解し、普段から生徒の様子をよく見ること、変化にすぐ気づくこと、気づいたら職員チームですばやく対応することが必要です。また、日頃から生徒や家庭との良好な関係を築くことに努め、些細なことでも「学校に相談してみようかな」という雰囲気をさらに強くしていきたいと考えています。

地震発生に備えあれば憂いなし

 6月18日(月)、朝の職員打合せで教頭先生が「昨日17日、群馬県で震度5弱と観測される地震がありました。繰り返しになりますが、我々(教職員)にとっても生徒にとっても、いつ、どんな場所にいて地震に遭遇するかわかりません。その時に、まず身の安全を確保するという意識をしっかり持っておくように生徒に指導してください。」と話をしてくれました。
 その打合せの後、大阪府北部で震度6弱を観測する地震があったとの情報に、職員室にいた先生方と、思わず顔を見合わせてしまいました。報道によると、大阪の地震発生は7時58分頃とのこと。私は、阪神淡路大震災のニュース映像を思い起こしながら、「大きな被害がなければいいのだが」と思っていました。

 以前、防災アドバイザーの方を講師にお招きし、研修会を開催したことがあります。その中で印象に残った話は次の2点でした。
 1点目は、緊急地震速報の報知音が流れたり揺れを感じたりしたら、まず身の安全を確保することが大切で、そのポイントは、上から物が「落ちてこない」、家具などが「倒れてこない」、ガラスの破片などが「飛んでこない」場所に身を隠すこと。
 2点目は、1年は8,760時間(=365日×24時間)。子どもが学校にいる時間は1日10時間として、授業日数を年間200日とすれば、2,000時間となり、これは、年間の22.8%。だから防災は、「家庭防災」が基本であること。

 昨夜の報道番組に出ていた防災関係の専門家も、「上から落ちてくるもの」や「横から倒れてくるもの」には十分注意すること。今からでも、自分が寝ている場所の点検をしておくことが大事であるという話をしていました。この機会に、ご家庭でも防災についての話していただき、室内の点検など行っていただけるとありがたく思います。

 <写真は、北淡町 野島断層保存館で撮ったもの>


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サッカーワールドカップ開幕

 サッカーワールドカップ・ロシア大会の開催が明日に迫りました。開会式が6月14日(木)現地時間の午後5時30分から、日本時間では、14日(木)の深夜23時30分から開始されるとのことです。
 サッカーのワールドカップと言えば、多くの競技が集まって行われるオリンピック・パラリンピックとは、関心を示す人の数は違うかもしれませんが、サッカーファンにとってはやはり見逃せない大会です。また、世界には、多くのサッカーファンがいて、この大会も全世界からの注目を集めるようです。
 私が中学生の頃のサッカーの世界的な大選手と言えば、ブラジルのペレという選手。1958年のワールドカップ・スウェーデン大会に17歳で代表入りし、華々しい活躍をしたペレは、その後サッカーの天才・神様と呼ばれるようになります。ペレが世界中から認められ、サッカーの神様と言われるようになった理由は、その卓越したサッカーのテクニックやセンス、戦術の素晴らしさだけではありません。
 サッカーは、代表的な集団スポーツの一つ。11人が一丸となり敵のゴールをねらいます。ゲームでは、「個がチームの中でどれだけの働きをするか」また、「チームが個をどう生かすか」が勝利への鍵となります。ペレは、プレーのすばらしさだけでなく、チームメイトに優しく、いつも冷静さにあふれていたそうです。それは、彼の人柄、誰からも謙虚に学ぶ姿勢を持ち、自分を高め、そして決して驕らないところから出てくるものでありました。
 何事も一流になるためには、技術だけでなく人間性を高めていく努力も必要なんですね。

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修学旅行で得たものは…

 修学旅行(6月4日〜6日)実施から、1週間が経とうとしています。この旅行中3年生は、班別散策で奈良や京都のたくさんの寺社を見学したり、舞妓さん鑑賞、座禅体験や八ッ橋づくりを行いました。おそらくどの見学も体験も3年生の皆さんの思い出に深く残るものであったと思います。学校を離れ、知らない土地での行事であるため、社会的なマナーに気をつけたり、集団で行動する時のルールを守ることにも、通常の学校生活より高い緊張感を持ち、時間を過ごしたことと思いますが、実行委員やそれぞれの係を中心に、きちんと活動に取り組み、大きな成果を上げることができました。
 それぞれの見学地で、歴史や当時の人々の生活や文化に触れたこと、現地での体験で感じたことだけでなく、班の人たちと街を歩いたこと、立ち寄ったお店のこと、お世話になった宿のことなど、きっといつまでも皆さんの思い出に残るものであると思います。
 この3日間で得たものを上手に自分の中に取り込み、これからの生活に生かしていくことを期待しています。<完>

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新たな目標に向かって…

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 昨日、ホームページにアップした「生徒が主役の体育大会 大成功!」のコラムで、「次の目標に向かおう」という話を書きました。今日は、その話を書きながら思い出した言葉を紹介します。
 それは、旧松下電器産業の創業者、松下幸之助氏の著書に載っていた「日に新た」という文章で、ここではその一部分を載せさせていただきます。

…最初の部分は省略

 大事なことは、ことしは去年のままであってはならないということ、きょうは昨日のままであってはならないということ、そして明日はきょうのままであってはならないということである。万物は日に新た。人の営みもまた、天地とともに日に新たでなければならない。

…中略

 憂き事の感慨はしばしにとどめ、去りし日の喜びは、これをさらに大きな喜びに変えよう。立ちどまってはならない。きょうの営みの上に明日の工夫を、明日の工夫の上に、あさっての新たな思いを。そんな新鮮な心を持ちつづけたい。そんな思いで、この日この朝を迎えたい。

 生徒たちにとって、全体としては大成功に終わった体育大会。そのために取り組んだことの一つ一つを生かすのは、これからの取組にかかっています。

生徒が主役の体育大会 大成功!

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 5月26日(土)に実施した体育大会は、まさに生徒たちの大活躍の場となりました。各種目でのパフォーマンスや実行委員を中心とした係の活動がしっかりとでき、すばらしい体育大会となりました。
 ご来校いただき生徒の活動を応援していただいた来賓の皆様、保護者、地域の方々、そして大会運営にご協力いただいたPTA役員の方々にお礼申し上げます。
 さて、大きな行事が一つ終わると、次の目標、長期的な目標を見つめ直し、生活を再スタートすることに時間がかかる生徒もいるのではないかと思います。大人でもこの点は難しいことのように思います。ただ、小さな目標でも目の前の目標でも、それを意識して生活していくことは、人間を少し強くします。体育大会の成功や良き思い出は、心の奥に残しつつ、ぜひ新たな目標に向かっていきたいものです。

5月に思うこと

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 桜やチューリップに目を奪われる時が過ぎても、5月は、若葉のやわらかな緑とたくさんの花が目を楽しませてくれます。ぼたん、つつじ、さつき、かきつばた、藤の花、そしてバラとさまざまな花に出会うこの季節に、私が必ず思い出すのが、小さい頃に住んでいた家の近くの田んぼ一面咲いていた蓮華の花です。
 その蓮華畑の記憶に重なるように、「嫌いでも、体にいいから食べなさい。」と、家族から何度も言われたことを思い出します。
 英語で5月を表すMayには、「青春」という意味もあるようで、人の一生を一年間になぞらえると、5月あたりはちょうど「青春期」「若い盛り」にあたるというのもうなずけます。
 今、まさに青春の入り口にいる林中の生徒のみなさんには、さまざまなものをたくさん吸収してほしいと思います。将来のために体をつくるという意味で、好きなものだけでなく、体に良いものを積極的に自分の中に栄養として取り込んでほしいと思います。


ある日の出来事

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 職員室で、ある先生と話をしていた時に、ふと思い出した昔のエピソードです。
 それは、携帯電話はもちろん、テレホンカードもない時代の話。私が公衆電話を使っていると、十円玉が足らなくなってしまったのです。すると、となりにいた友人が、それを察して十円玉を私に差し出しました。“手で礼を言い”、受け取った十円で最後まで話をすることができた私は、友人にお礼を言い、「明日返す」と言うと、「いいよ。今度、同じように困っている人がいたら、その人のためにとっておいてくれれば…」と友人。なんか感動して、「おまえって、すごい奴だなぁ。」と言うと、「何が?」と素っ気ない返事が返ってきました。

 あれから30年、今彼はどんな暮らしをしているのかなぁと思いつつ、どうしたら、このような人間を育てることができるのかなぁ…などと考えました。

2つの会議を通して…

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 5月15日(火)、緑ケ丘小学校・林中学校コミュニティ・スクールの学校運営協議会を開催し、竹内委員長をはじめ、各組織団体から選出されている地域の代表の方々との意見交換を行いました。また、16日(水)には、睦合西地区地域福祉推進委員会の総会に出席しました。
 2つの会議を通して、改めて強く感じたことは、学校や林中学校の生徒たちは、地域の方々の温かな眼差しと熱意ある前向きな取り組みに支えられ、日々の生活を送っているのだということでした。
 会議の中で、皆さんのやりとりを聞きながら、中学生もいくつかの場面で、ボランティア活動に参加したり、吹奏楽部が演奏で行事に協力したりと、地域に貢献する機会を持っていますが、今後更に、学校や子どもたちが支えていただくだけでなく、支援をする側に立てる場面を探せていけたらと考えていました。

避難訓練・引き渡し訓練

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好天の中、避難訓練・引き渡し訓練が行われました。こういった訓練はいざというとき、必ず役に立ちます。これからもさらに防災意識を高めていきましょう。
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行事予定
4/5 着任式 始業式 入学式

学校だより

保健だより

PTAからのお知らせ

学校からの配布文書

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