校長先生の祝辞(内容)

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 今年は、これまでにない暖冬と言われ、本日は、さらに暖かさが増し、いよいよ春本番です。新型コロナウイルスの影響で、いつものような卒業式ができませんが、先ほど、各クラスの代表3名に卒業証書を渡しました。そして、この後、教室で、担任の先生から、卒業証書を手渡してもらいます。今日の卒業は、小学校生活を最後まで全力でがんばり通した証です。全員が大いに胸をはってください。
 さて、卒業生の皆さん、6年生最初の学年集会で私が皆さんに伝えた言葉を覚えていますか。「6年生は、緑ケ丘小学校の顔である。」ということ、そして、「なりたい自分になるため、本気で取り組んでほしい。」ということでした。この一年間、皆さんの学校の顔としての本気の姿をずっと見てきました。その中から、私の心に残った三つの姿を話します。
 一つ目は、明るく素直な姿です。廊下ですれ違う時や、教室を訪問した時には、気持ちの良いあいさつや笑顔を見せてくれたこと、修学旅行のバスの中やフェスティバルや六年生を送る会などでは、乗りが良い盛り上げ上手なところなど。これは、笑顔あふれる緑ケ丘小学校をつくることにつながりました。
 二つ目は、力強い姿です。運動会で見せてくれた表現「信頼〜全身全霊」は、今でも目に焼き付いています。気迫の演技、腰をしっかり下ろした力強い踊り、体全体からあふれる掛け声、皆さんの本気を見せてもらいました。その一生懸命な姿は、見ている人たちを感動させるすばらしい踊りでした。学校の顔としての役割を十分果たし、自慢の6年生でした。
 そして三つ目は、やさしい姿です。1年生をはじめとする下学年の子に掃除の仕方を教えたり、一緒に遊んだり、保健室に連れて行ってくれたりしました。クラスでは、困っている友だちには、労を惜しまず助けの手を差し伸べ、友だちの誤った行動も快く許してあげられる姿もありました。本当にやさしく温かい6年生であったことも私の心にはっきり刻まれています。
 今日は、皆さんの門出に当たり、話しておきたいことがあります。それは、「当たり前のことに感謝してほしい」ということです。
今年の卒業式は、これまで当たり前だった、体育館で私から一人ひとりに卒業証書を手渡し、おうちの方々にその晴れ姿を見てもらうという卒業式ができないのです。
当たり前のことが、当たり前でなくなるという困難を皆さんは、今、経験しています。とてもつらく寂しいことだと思います。ただ、困難を経験した人は、それだけ強くそして優しくなれると私は考えます。
 皆さんは、4月から中学生です。自分の夢に向かって新しい道を歩き始めます。そして、また、日常の生活が当たり前のように始まります。でも、今日の卒業式を経験した皆さんは、きっと、普段のさまざまなことが、当たり前ではなく貴重なことであるとわかると思います。ぜひ、その日その時その一瞬を大切に生きてほしい思います。
卒業生の皆さん、自分の夢に向かって、自信をもって、力強い1歩を踏み出し、2歩、3歩とあゆみを進めてください。先生たちみんなは、ずっと、応援しています。

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