ひびきあう学校──玉川小──で育つ子どもたちの姿をご覧ください

相手が悲しむことは言わない、これはすぐできる──12月の朝会 校長の話

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校長の高澤です。12月初めは人権旬間ですので、12月4日の朝会ではこんな話をしました。最後に子どもたちと一緒に「頭でどう思っていても」「相手が悲しむことは」「言わない、やらない」「これはすぐできる」と唱和したときには、心が熱くなりました。


(見えないようにピーマンの絵を持って登場)
Good morning, everyone. I have a picture of something. What is this? (少しずつ絵を見せる)
Yes, it is a pimento, ピーマン。
私は今ピーマンが好きですが、小学生のころは嫌いでした。みなさんはどうですか。好きだったらグー、嫌いだったらパー、わからない人はチョキで上げてみましょう。どうぞ。

さて、ピーマンが嫌いだった小学生のある日、夕飯にピーマンが出ました。酢豚という料理だったような気がします。私の母が心を込めて作った料理です。でも、私はピーマンが嫌いでした。酢豚の中に入っているピーマンを見た瞬間、こう思いました、「ピーマンは嫌だ」。だから、こう言いました、「ピーマンは嫌い」。そのとき、私は見ました、母親の悲しそうな顔を。私たち子どものために一生懸命に作った料理を私が見て、出てきた言葉は「おいしそう」でも「ありがとう」でもなく、「ピーマンが嫌い」です。母親はとても悲しくなったでしょう。私は「失敗した」と思い、我慢してピーマンを食べました。とても苦く感じました。

そのときから、ピーマンが入った料理が出てきても「ピーマンは嫌だ」と言うのはやめました。もちろん「ピーマンが嫌だ」とは思いました。でも、頭で思うこととそれを口に出すことは違います。

頭で思うことと口に出す言葉とは違う、それが人間のすばらしさの一つです。周りの人に対しても同じです。私も人間ですので、好きな人はたくさんいますが、好きでない人、苦手な人もいます。本当は全員好きになればいいのですが、それには長い時間がかかります。好きでない人、苦手な人に会うと、「嫌だな」と思うこともときどきあります。「その人のことを好きになれ」と言われても、すぐには無理です。私のピーマンの場合は50年かかりました。

しかし、好きでない人、苦手な人に向かって「あなたのことは好きでありません」「苦手です」などと口に出すことはありません。なぜでしょう。それは、そんなことを言うと、相手が悲しむからです。馬鹿にしたり、意地悪をしたりすることもしません。相手が悲しむからです。相手が悲しむことは言わないようにする、やらないようにする。これはすぐできます。50年もかかりません。人間はすばらしいですね。頭でどう思っていても、相手が悲しむことは言わない、やらない、これはすぐできます。これが人権を守るということです。

では、全員で繰り返してみましょう。「頭でどう思っていても」「相手が悲しむことは」「言わない、やらない」「これはすぐできる」。これで校長先生の話を終わります。

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