校長室から

平成30年度を迎えて

厚木市立林中学校長  須藤 雅則


4月1日に、布川茂校長の後任として着任いたしました須藤雅則と申します。林中学校には、平成21年度、22年度の2年間在職していましたので、8年ぶりの勤務となります。どうぞよろしくお願いいたします。


林中学校は、4月5日の入学式で、116名の新入生を迎え、2年生111名、3年生113名、全校生徒340名と教職員29名、学習やさまざまな活動で生徒のサポートをしてくれる支援員さん7名の総勢376名で平成30年度をスタートしました。

本校では、「明朗・自主・創造」の学校教育目標のもと、本年度は特に、次の3点を重点として、全教職員が力を合わせ、生徒一人一人の夢の実現に向けた教育活動の取り組みを進めてまいります。

  1. 「学び深まる教育」の推進のため、学習ルールの徹底や基礎的・基本的な知識・技能の習得に向け、教員の指導力の向上に努めるとともに、生徒が主体的で意欲的に取り組むことができる授業づくりに取り組みます。
  2. 「友だちつながる教育」の推進のため、生徒一人一人を大切にした学級経営と生徒と教師の信頼関係の構築を目指すとともに、「いじめ」「不登校」の未然防止や支援教育の充実、規範意識の高揚を図ってまいります。
  3. 「力あふれる教育」の推進のため、「いのち」を守る教育やたくましい身体をつくる健康教育、食育の充実に努めるとともに、生徒にとって生活しやすい、きれいな学校をつくる環境教育を充実させてまいります。


平成23年3月11日午後2時46分、東日本大震災が起きたその時、私は本校体育館の入 り口付近にいたのです。その時の“揺れ”を、いわゆる「教室棟」と「特別棟」をつないでいる渡り廊下がねじれるようにうねっていたことを今でも鮮烈に覚えています。そして、その後の報道等で現地の様々な状況が伝えられ、それらの惨事に触れるたびに気持ちが沈んでいったことも記憶から消えることはありません。

地震や津波により多くの尊い生命が失われ、東北地方の人々の生活や産業に甚大な被害をも たらし、今もなお多くの人々の心に大きな傷跡を残している東日本大震災は、教育に携わる私自身にも、「学校の安心・安全はいかにあるべきか」を考える機会を与えました。そして、これからは、自分自身で命を守ることができる生徒を育てていくことが必要であるという考えに至りました。

私自身は、子どもを育てていく時、教師や周囲の大人が、「子どもに対する“保護と自立のバランス”」について意識していけるとよいと考えています、最後は、すべてのことについて「自分で考え、自分で判断し、行動できる生徒」の育成を一つのゴールとして、日々のさまざまな教育活動を実践に取り組んでいこうと思います。


保護者・地域の皆様には、これまで同様、本校の教育活動へのご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

校舎画像
グランド側から見た校舎