◎平成31年度 学校経営方針


 学校教育の目的は人格の形成にある。小学校教育は生涯学習の基礎づくりの場であり、子どもの心身の発達に応じ、初等教育を施すことである。
 学習指導要領改訂に向け、様々な方向から教育改革が行われていく中、急激に変化・発展していく社会に対応できる学校教育を創出する新しい学校経営の工夫改善が、求められている。このことを強く認識し、学校経営に取り組んでいきたいと考える。
 そして、多くの課題を背負い、社会環境の厳しさが増すこれからの時代を切り拓き、築いていく子どもたちに、夢と希望を抱かせ、自己実現のための豊かな知恵を育み、生きる力を培うことができる教育活動を、全教職員で力を合わせ推進していく。
「知」「徳」「体」の三位一体を意識した、真の「生きる力」を育む教育の推進をめざし、本校として万全の体制で臨んでいきたい。

学校教育目標

「かしこく やさしく たくましく」

かしこい子:進んで考え、正しく判断し、適切に表現できる子【確かな学力】
やさしい子:思いやりがあり、だれとでも仲良く協力できる子【豊かな心】
たくましい子:心も体も健康で、明るく元気な子【健やかな身体】
◎児童のめあて
か かしこい子になろう
み みんなで楽しい学校にしよう
え えがおであいさつしよう
ち 力いっぱい外であそぼう
◎めざす学校像
○子どもが自ら学び、活気あふれる学校
○心豊かなふれあいのある学校
○安心・安全な学校
○家庭・地域と協働し、信頼される学校

経営方針

学校教育目標の具現化のため、全教職員による協力指導体制を確立し、児童をチームで育てる。

○ 調和のとれた教育課程を編成し、教育活動を展開する。
○ 児童の安全確保のために、安全安心な環境づくりに努める。
○ 確かな学力の定着に向け、授業の工夫改善に努める。
○ 自己有用感を育み、自他を大切にする心の育成に努める。
○ 校内支援体制の充実を図り、個に応じた支援教育の充実に努める。
○ 地域とともにある学校づくりをめざし、保護者や地域、関係機関との連携に努める。

本年度の教育

◇学び深まる教育◇

〜主体的・対話的で深い学び〜
☆分かる授業づくりに取り組み、学力の向上を図る。

具体的な取組

○全員参加の授業づくり
子どもの学力向上を図るため、常によりよい授業の実践を心掛けなければならない。校内研究を中心に、児童主体の授業、全員参加の授業を目指して、授業改善を進めていきたい。そのためには、まず児童の学習意欲を高めたい。その上で自分で考える場を設定し、表現力を育て、お互いの考えを伝え合いながら学びを深められるような、授業づくりをしていく。
○言語に親しむ活動
司書教諭や学校司書が担任と連携をとって読書活動の推進を図る。また引き続き、朝の活動での10分間、全校が集中して読書や視写をする時間を保障する。集中力の育成と落ち着いた一日のスタートにも効果があると思われる。中学年以上の児童には、辞書を積極的に使うように働きかけていく。これらの取組が、児童の理解力・思考力の向上にもつながるものと期待する。
○家庭学習の充実
チャレンジカードの配付等により家庭との連携を図り、チャレンジシートの活用等により家庭学習の定着を図ることで、確実な学習理解への手助けとする。

◇友達つながる教育◇

〜互いに高め合う集団づくり〜
☆自他を大切にし、個々の成長をうながす学級経営や学校行事を行う。

具体的な取組

○居心地のよい学級経営
教育効果を高めるためには、よい学級経営が欠かせない。クラスの中での役割づくりをし、どの児童も居場所があり、自己有用感の持てる学級経営を目指す。また、お互いのよさを認め合い、何でも言える雰囲気づくりに心がける。そのためにも、Y−Pなどを活用しながら、現状を把握し、よりよい人間関係づくりに努める。
○社会的なスキルの育成
体験的な活動やふれあい活動は、様々な人と触れ合う活動となる。他者との関わり方を学ぶ良い機会でもあることから、積極的に取り入れたい。児童会活動や縦割り活動では、他者を思いやり、自分の役割を果たすことの大切さを実感させ、自治の力を育てたい。また、あいさつは、社会生活の基本的なコミュニケーションであり、大切な生活習慣であるという認識のもと、日々積極的に働きかけるようにしていく。

◇力あふれる教育◇

〜自分の命は自分で守る〜
☆かけがえのない自分を大切にし、健康な心と体をつくる。

具体的な取組

◎命を守る意識の向上
「自分の命は自分で守る」という合言葉のもと、正しい知識を理解させるとともに、実践に結びつく安全教育を目指す。特に交通安全指導は、定期的に行っていくようにする。また、生活ルールを全職員で共通理解し、安全で落ち着いた学校生活が送れるようにする。
○健康な体づくりの促進
外遊びの呼びかけや体力づくり週間等を通じて、たくましい体の育成を図る。また、自分の健康に関心を持ち、健康的な生活が送れるように、健康教育や食育を進めていく。
○環境の整備
校舎内外の環境美化に努める。児童に、身の周りの整理整頓を常に心がけるようにさせるとともに、清潔で安全な環境が、気持ちの良い生活につながることを理解し、自分から環境美化に目が向けられるようにする。

◇未来ひろがる教育◇

〜努力と強い意志〜
☆自分自身を高めていこうとする意欲をもち、自分で考え行動する力を育てる。

具体的な取組

○個に応じた支援の充実
一人一人に応じた支援をするためには、深い児童理解が必要となる。様々な角度から児童の理解ができるようにするとともに、教職員の共通理解のもと支援体制を充実させ、関係諸機関とも連携を図りながら支援の充実をめざす。毎月の生活アンケートの実施や、ユニバーサルデザインの活用など、より細やかな支援にむけての取り組みを心がける。
○自己実現に向けた行動力の育成
全ての教育活動を通して、自分の目指すところに向かって努力する姿勢を育てることに努める。そのために、自分の目標を設定することや振り返る場を設けることを心がけ、児童に自分自身の成長を実感させ、成長の喜びを味わわせたい。また、道徳の全体計画や指導計画に沿い、自分の生き方へとつながる道徳の授業づくりを進めていきたい。

≪地域とともにある学校づくり≫

積極的な情報発信を心がけ、家庭・地域と連携しながら教育活動を行っていく。また、学校運営協議会の話し合いを充実させ、地域とともにある学校づくりに向けて取り組んでいく。「上依知小ルールブック」を活用して、保護者の協力を仰ぎ、また、ゲストティーチャー等、地域の教育力を生かした教育活動を行っていく。子どもの安心安全な環境づくりを推進するため、地域と連携し、子どもの交通安全・防犯への見守りを強化するとともに、校地内の整備も行っていく。